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玉山拓郎

Takuro Tamayama

 玉山拓郎は1990年岐阜県生まれ、2015年東京藝術大学大学院修了。鮮烈な色彩の空間に家具や日用品のファウンド・オブジェクトを配置した、絵画のなかにいるかのような構成的かつ夢想的なインスタレーションを発表。近年は、既視感を誘発する映像作品をインスタレーションに組み込み、入れ子状となった構成的抽象空間をつくり出している。また他分野のクリエイターとの共同制作も行っており、19年に開催された展覧会「TACKING CITY NIHONBASHI」(Haunt1910、東京)では、工藤司がデザイナーを務めるファッションブランド「soduk」とのコラボレーションで注目を集めた。これまでの個展に、「Dirty Palace」(CALM&PUNK GALLERY、東京、2018)、「A Night Meal, Slight Fears」(Little barrel、東京、2018)、「Pole Ball's Landing Life」(愛知県立芸術大学サテライトギャラリーほか、2017)など。