2018年展覧会ベスト3 (キュレーター・服部浩之)
数多く開催された2018年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回はインディペンデント・キュレーターの服部浩之編をお届けする。
数多く開催された2018年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回はインディペンデント・キュレーターの服部浩之編をお届けする。
様々なトピックスがあった2018年のアートシーン。美術手帖で取り上げたなかから、とくに振り返っておきたい出来事を4回に分けてお届けする。今回は10〜12月編。
数多く開催された2018年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は愛知県美術館学芸員・中村史子編をお届けする。
様々なトピックスがあった2018年のアートシーン。美術手帖で取り上げたなかから、とくに振り返っておきたい出来事を4回に分けてお届けする。今回は7〜9月編。
フェルメールからチームラボまで、年末年始も見ることのできる展覧会を首都圏を中心にピックアップ。長期休暇中のお出かけの参考にしてほしい。
数多く開催された2018年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。まずは美術評論家・清水穣編をお届けする。
様々なトピックスがあった2018年のアートシーン。美術手帖で取り上げたなかから、とくに振り返っておきたい出来事を4回に分けてお届けする。今回は4〜6月編。
様々なトピックスがあった2018年のアートシーン。美術手帖で取り上げたなかから、とくに振り返っておきたい出来事を4回に分けてお届けする。今回は1〜3月編。
20世紀初頭と終盤、当時のヨーロッパとアメリカの文化的中心で、都市の渾沌と若き情熱に浮かされた二人の画家がいた。ウィーンのエゴン・シーレとニューヨークのジャン=ミシェル・バスキア。二つの回顧展を同時に見られる稀有な機会がパリで実現した。世紀をかける夭折の天才をつなぐ線を見つけてみたい。
2018年の美術館展覧会を数字で回顧。日本全国の美術館・博物館で行われた展覧会のなかから、入場者数TOP10を紹介する。※対象展覧会は2018年1月1日〜12月3日の期間に開催されていたもので、2017年から会期がまたいでいるものも含む。12月18日時点で回答がなかったもの、ウェブサイト公開不可のもの、入場者数を公表していないものは含まない。またジャンルは美術、あるいはそれに準ずるものに限る。
2018年11月、米ネット通販大手のアマゾンがニューヨーク市のロングアイランドシティに第2本社を設置することを明らかにした。MoMA PS1がある同地は、多くのアーティストたちの活動拠点でもある。アマゾン進出は同地を活性化させることが期待されているが、そのいっぽうでアーティストたちにとっては家賃の高騰など、脅威となる可能性も孕む。ニューヨークで起こりつつあるジェントリフィケーションの実態を、現地からレポートでお届けする。
東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催中の開廊100周年記念展「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」。この関連企画として11月22日、同ギャラリーで6次元主宰のナカムラクニオとライターの武田砂鉄、そして同ギャラリー学芸員の伊藤賢一朗によるトークイベント「福原信三の場づくりから考える、21世紀型サロン」が開催された。福原信三が行ってきた活動、そして資生堂ギャラリーの役割などについて語られた前半に続き、後編では「サロン」や銀座が持つ可能性について語られた。
東京・銀座の資生堂ギャラリーで現在開催中のギャラリー開廊100周年記念展「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」。この関連企画として11月22日、同ギャラリーで荻窪のブックカフェ「6次元」主宰のナカムラクニオとライターの武田砂鉄、そして同ギャラリー学芸員の伊藤賢一朗によるトークイベント「福原信三の場づくりから考える、21世紀型サロン」が開催された。その様子を、前後編でお届けする。
17世紀ヨーロッパを代表する画家、ペーテル・パウル・ルーベンス。その作品をイタリアとの関わりに焦点を当てて紹介する展覧会「ルーベンス展―バロックの誕生」が国立西洋美術館で2019年1月20日まで開催されている。本稿では、同展の見どころとともに、ヨーロッパ美術史に後々まで大きな影響を与えたルーベンスの芸術の形成過程をアートライターのverdeが紹介する。
1990年代から2000年代に発表された、世界的アーティストが手がけたミュージックビデオをピックアップ。巧妙な映像コラージュが楽しい作品から、フェミニズムや大衆文化に言及する名作まで、各楽曲の世界観を後押ししたアートワークを紹介する。
「アートのある生活」をコンセプトに掲げる銀座 蔦屋書店では、クリスマスに向けてアートをギフトとして贈ることを提案するフェアを開催。一点もののアートワークや古書が集まるラインナップを紹介する。
山梨県北杜市に位置する「清春(きよはる)芸術村」をご存知だろうか? 広大な敷地内に清春白樺美術館をはじめ、多数の名建築が集まるこのアートスポットは開村から30年以上経ったいまも発展を続けている。そんな清春芸術村を訪ねた。
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。ドゥルーズの『シネマ』をひもとく論考から月岡芳年研究まで、『美術手帖』12月号に掲載された注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。ドゥルーズの『シネマ』をひもとく論考から月岡芳年研究まで、『美術手帖』12月号に掲載された注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。
バンクシーの代表作《風船と少女》が老舗のオークションハウス「サザビーズ」に登場。1億5000万円もの値段で落札された瞬間、バンクシー自らあらかじめ額に仕込んだ仕掛けによって、その場で細断された。ストリートを中心に活動を続けながらも、時には著名な美術館や博物館に忍び込んで勝手に作品を展示するなど、内と外を横断しながら数多くの“いたずら(Prank)”を仕掛けてきた覆面アーティスト・バンクシー。これまでの作品や活動を振り返りながら、いったいなぜ自作を破壊するようなスタントを行ったのかを、バンクシーに直接インタビューをした経験を持つライター、鈴木沓子が考察する。