2017.9.5

リサ・ラーソンの新たな魅力を発見! 「北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン展」

スウェーデンを代表する陶芸デザイナー、リサ・ラーソンの初期作品から近年の代表作約130点が松屋銀座で一挙に展示される。会期は9月13日〜9月25日。

ローサ 1970 © Lisa Larson/Alvaro Campo
前へ
次へ

 リサ・ラーソンは森や水辺など、豊かな自然に囲まれたスウェーデンで生まれ、数々の作品を創作してきた。80歳を過ぎた今も創作意欲は衰えることなく、やさしく、かわいい動物や素朴で温かみのある表情豊かな陶芸は世界中の人を魅了している。

水玉スパニエル(ケンネルシリーズ) 1972-83 © Lisa Larson / Alvaro Campo

 同展では2016年にロェースカ美術工芸博物館で開催された「リサ・ラーソンの作陶60年」展の出品作品をベースに、初期から近年に至る代表作約130点をテーマ別に展示。さらに、自身が所蔵するユニークピースや、特別展示として夫で画家のグンナル・ラーソンの初展示作品など約60点を通して、リサ・ラーソンの新しい魅力が紹介される。

 カバ(大きな動物園シリーズ) 1958-67 © Lisa Larson / Alvaro Campo

 構成として第一章は回顧展パートとして、リサ・ラーソンの初期から近年に至る代表作をテーマごとに分類して紹介。第二章はユニークピースをメインに夫のグンナル・ラーソンの陶芸や絵画作品もあわせて展示。2人のコラボレーションのコーナーも設けられる。また、最新の特別インタビューも公開され、ラーソンのものづくりに対する姿勢を間近で感じることができるだろう。