
第18回
[ARTIST IN FOCUS]寺内曜子:成るべくして出てくる形で伝える世界に対立は存在しないということ
「私たちは部分しか見ることができない」ということをテーマに、ミニマムな形や場所性を生かしたインスタレーションで、世界との関係を体感させる作品を展開してきた寺内曜子。新作の発表が続くいま、改めて寺内の制作を貫いているコンセプトの核心に迫る。
第18回
「私たちは部分しか見ることができない」ということをテーマに、ミニマムな形や場所性を生かしたインスタレーションで、世界との関係を体感させる作品を展開してきた寺内曜子。新作の発表が続くいま、改めて寺内の制作を貫いているコンセプトの核心に迫る。
20世紀を代表する巨匠、ジョルジョ・デ・キリコの10年ぶりとなる大規模回顧展「デ・キリコ展」。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
東京・中目黒の104 GALERIEを会場に、日本で初めての個展「The Battle of Shahbarghan —シャバーガンの戦い」を開催中のアレックス・カネフスキー。ロシアに生まれ、20代の頃からアメリカを拠点に活動を続けてきたカネフスキーは、思想や意味などに関係なく、ただ絵としての表現にこだわるという。個展会場でインタビューを行った。
アーティスト・KYNE(キネ)の日本初となる大規模個展、特別展「ADAPTATION - KYNE」が福岡市美術館で開催中。オフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
世田谷文学館で開催中の「伊藤潤二展 誘惑」(〜9月1日)。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
国立新美術館で開催中の「マティス 自由なフォルム」。同展の中心となっている「切り紙絵」誕生のプロセスに迫る。
20世紀を代表する巨匠、ジョルジョ・デ・キリコ。その作品について鑑賞のヒントになるような7つのポイントをご紹介。
第21回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第21回は、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催中の展覧会「須藤玲子:NUNOの布づくり」(〜5月6日)をピックアップする。須藤作品の素晴らしさや本展を企画した背景、そして近年、テキスタイル作品に対する注目が高まる理由などについて本展の企画者・高橋瑞木が語る。
世田谷美術館で開催中の「民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある」(~6月30日)。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で活躍した17名の写真家たちに焦点を当てる展覧会「Human Baltic われらバルトに生きて」が、東京・表参道のスパイラルガーデンで開催。会期は5月27日〜6月9日。
山形県酒田市の土門拳記念館が、2025年4月より美術館の呼称を「土門拳写真美術館」に変更。改称に伴い、新しいロゴマークを公募する。
1940年代から現在までに草間彌生が制作してきた具象作品の多様な展開に着目した展覧会「草間彌生、具象を描く」展が、東京・早稲田の草間彌生美術館で始まった。会期は9月1日まで。
パリのフォンダシオン・ルイ・ヴィトンで、上海と東京を拠点に活動する中国人アーティスト、ルー・ヤン(1984年中国生まれ)の個展「DOKU The Flow」が始まった。本展は、フランスの文化施設におけるルー・ヤンの初個展。会期は9月9日まで。
世田谷文学館で、マンガ家・伊藤潤二による初の大規模個展「伊藤潤二展 誘惑」がスタートした。会期は9月1日まで。
20世紀を代表する巨匠、ジョルジョ・デ・キリコの10年ぶりとなる大規模回顧展「デ・キリコ展」が東京都美術館で開幕した。会期は8月29日まで。
2024年のゴールデンウィーク連休を利用して訪れたい、編集部注目の展覧会をピックアップしてお届けする。
建築家・坂茂の設計による愛知県の豊田市博物館が、谷口吉生が設計した豊田市美術館の隣に開館した。
ラテンアメリカ出身かつクィアを公表する初の芸術監督アドリアーノ・ペドロサ率いる、第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展が4月20日に開幕した。西洋美術史のかたよった視座をあらためて問い、そこでの「外国人」の存在に注目。企画展「Stranieri Ovunque / Foreigners Everywhere(どこでも外国人)」に選ばれた330組ものアーティストとその作品が示す世界観について、企画展と国別パビリオンの2回に分けて現地レポートをお届けする。
ポーラ ミュージアム アネックスで久保寛子の個展「鉄骨のゴッデス」が開幕した。会期は6月9日まで。
第21回
美術館/博物館の学芸員(キュレーター)や研究員が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第21回は、国立民族学博物館で開催中のみんぱく創設50周年記念企画展「水俣病を伝える」(〜6月18日)をピックアップする。「水俣病を伝える」活動とそれに取り組む人びとに焦点を当て、約150点の資料とともに紹介する本展が目指したものや課題について、プロジェクト・リーダーの平井京之介が語る。