
育成ゲームに潜む「暴力」とは? 相磯桃花が問い直すキャラクターとプレイヤーの関係性
アニメ調のキャラクターを用いた作品を制作している相磯桃花が、東京・品川のTATARABA「ナオナカムラ」で個展「 私がした暴力 」を開催する。会期は2月23日〜3月4日。

アニメ調のキャラクターを用いた作品を制作している相磯桃花が、東京・品川のTATARABA「ナオナカムラ」で個展「 私がした暴力 」を開催する。会期は2月23日〜3月4日。

パリを代表する現代美術館「カルティエ現代美術財団」で建築家・石上純也の個展「石上純也―FREEING ARCHITECTURE」が、2018年3月30日から開催されることが発表された。本展はカルティエ現代美術財団が一人の建築家を特集する初の大規模個展となる。

公益財団法人クマ財団が、次代を担う学生クリエイターの活動を支援・育成することを目的に昨年から始めた「クリエイター奨学金」。その第1期奨学生50人の中から、現代美術の分野で特に注目したいアーティスト7人をピックアップ。全3回にわたって紹介する。第1弾は映像や写真など多様な表現によるミクストメディアインスタレーションの作品を手がけるスクリプカリウ落合安奈と、プログラミングを駆使した舞台制作やインスタレーションを制作する岡ともみ。

アートに特化した動画投稿サイト「Daily Plinth」が2月1日にローンチされた。YouTubeが伸びを見せる現在、このサイトはアート界のビデオプラットフォームとなるのだろうか?

アメリカ・ニューヨークのグッゲンハイム美術館が、ホワイトハウスから受けたゴッホの絵画の貸出依頼を拒否し、かわりにマウリツィオ・カテランの立体作品《アメリカ》(2016)の貸出を提案していたことがわかった。

カナダの小さな港町で四季や動植物を描きつつた画家モード・ルイス(1903〜70)。その生涯を描いた映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』が3月3日から公開される。これにともない、東京・赤坂のカナダ大使館では関連展覧会がスタート。来日した監督のアシュリング・ウォルシュに話を聞いた。

最先端のテクノロジーカルチャーを都内各所で展示する「MEDIA AMBITION TOKYO 2018」が今年も開催。2月9日〜25日の会期中、六本木ヒルズをはじめとする都内各所で様々な展示やパフォーマンスなどが展開される。

マーライオンやマリーナベイサンズなど数々の観光スポットを持つ東南アジア屈指の都市・シンガポール。文化の発信に注力するこの国でもっとも重要なイベント「シンガポール・アート・ウィーク」が今年も開幕した。国を挙げて様々なプログラムを展開するアートウィークとはどのようなものなのか? その様子を2回にわたって紹介する。

2月24日に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で音響作家・荒木優光が新作パフォーマンスを披露する。終演後にはアフタートークがあるほか、20日から関連展示が行われる。

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年2月号では、近代建築の本質に迫る講義録、写真評論家による用語集、パルテノン彫刻に関する研究報告、地下アイドルユニットの写真集というバラエティに富んだ4冊を取り上げた。

阪神間モダニズムから水脈を分けた二人の美術家、小磯良平と吉原治良。彼らの「対照性」と「類似性」を明らかにする展示が、兵庫県立美術館で開催される。会期は3月24日〜5月27日。

素材との対話を重んじ、物質性や変化の偶然性を尊重した作品制作を続けるメキシコ生まれのアーティスト、ボスコ・ソディの個展がSCAI THE BATHHOUSEで開催される。鑑賞者の参加によって次第に変容していく立体作品を中心に、自然の有機的な変化を提示する。会期は2018年3月9日〜4月21日。

寝具や器などをモチーフに、撮影した写真をもとにして描く伊庭靖子の新作個展がMA2 Galleryで開催される。会期は2018年3月3日〜3月24日。

昭和初期の東京を自由奔放な筆致と明るい色彩によって描いた画家・長谷川利行の回顧展が全国5ヶ所で開催される。2018年3月24日〜4月22日開催の福島県立美術館を皮切りに、東京、愛知、福岡、栃木を巡回する。

「光」への関心から、蛍光塗料やディスプレイを用いた作品を発表するHouxo Queが、アーツ千代田 3331のGallery OUT of PLACE TOKIOで個展を開催。iPhoneやiPadを支持体に描く新作シリーズを発表する。会期は2018年3月2日〜4月1日。

第29回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年2月号の「今月の1冊」は、美学者・谷川渥の著書『芸術表層論』を取り上げた。

戦後フランス美術史の出発点となったベルナール・ビュフェと、《原爆の図》で知られる丸木位里・俊夫妻。戦争の記憶を描いた3人に注目した展覧会「開館45周年記念展 絵画と想像力 ベルナール・ビュフェと丸木位里・俊」が、ベルナール・ビュフェ美術館で開催される。会期は3月17日〜6月12日。

ファッションブランド・ロエベが2016年にスタートした「ロエベ クラフト プライズ」の第2回ファイナリストが発表。日本からは最多となる4名がノミネートされた。

イギリスのマンチェスター市立美術館が、 J. W. ウォーターハウスの《ヒュラスとニンフたち》(1896)の一時的な撤去に乗り出し、騒動となっている。

写真を主な制作手法としながら、「生命」や「宇宙の起源」をテーマとした作品を手がけてきた野村仁が、大阪のアートコートギャラリーで個展を開催。会期は2月17日〜3月17日。