「吉田克朗展 ―ものに、風景に、世界に触れる」(埼玉県立近代美術館)開幕レポート。55年の生涯振り返る初の回顧展
「もの派」の中核作家であり、その後実験的な手法を通して絵画を探求した吉田克朗。その回顧展「吉田克朗展 ―ものに、風景に、世界に触れる」が埼玉県立近代美術館で始まった。
「もの派」の中核作家であり、その後実験的な手法を通して絵画を探求した吉田克朗。その回顧展「吉田克朗展 ―ものに、風景に、世界に触れる」が埼玉県立近代美術館で始まった。
芸術の根源的な問い直しを続けているアーティスト・鴻池朋子。その大規模個展「鴻池朋子展 メディシン・インフラ」が青森県立美術館で開幕した。
大阪・天王寺の大阪市立美術館が来年3月にリニューアルオープンする。開館に先立ち公開された、竣工後の館内をレポートする。
東京・目黒の東京都庭園美術館で、今年も建物公開展が開催される。今年は同館の照明に焦点を当てた「建物公開2024 あかり、ともるとき」。会期は9月14日~11月10日。
今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。
上野公園の9つの文化施設を舞台にした子供対象のラーニング・プログラム「Museum Start あいうえの」。今年度のプログラムが公開され、参加者の募集が始まっている。
台湾南部の高雄市にある高雄市立美術館で、ロンドンのテート・モダンによる企画展「瞬間をとらえる:絵画と写真の旅(Capturing the Moment: A Journey Through Painting and Photography)」が11月17日まで開催中。テートのコレクションから34点、台湾の大手電子部品メーカーが設立したYAGEO財団のコレクショ ンから21点が厳選された大規模な展覧会となっている。
東京・青山の岡本太郎記念館で、美術家・ヤノベケンジによる企画展「ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と」が始まった。
多様な活躍で知られる清川あさみ。その大規模個展「清川あさみ展『ミスティック・ウィーヴ : 神話を 縫う』」が鹿児島県霧島アートの森で開催される。
国際交流基金が、2025年に予定されている第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館展示キュレーターを発表。青木淳が選ばれた。企画メンバーには青木のほか、キュラトリアルアドバイザーに家村珠代、出展作家としては藤倉麻子+大村高広、砂木(木内俊克・砂山太一)らが参加する。
NPO法人TOMORROWが、10月25日~11月17日の期間、食とアートの祭典「あしたの畑 2024 秋期」を開催する。
文化庁が、「令和6年度著作権テキスト」を同サイトで無料公開している。
YUKIKOMIZUTANIで、彫刻家・稲葉友宏の個展「A STORY THAT YOU SEE」が開催される。会期は7月19日〜8月31日。
国立ハンセン病資料館で、企画展「絵ごころでつながる-多磨全生園絵画の100年」が9月1日まで開催中。その多磨全生園の絵画のなかでも現存最古の作品となる村瀬哲朗の静物画《無題》が初公開された。
欧州でもっとも重要な私立財団のひとつ、カルースト・グルベンキアン財団がリスボンに構える文化複合施設を拡張。その近現代美術館「Centro de Arte Moderna(在日ポルトガル大使館の日本語表記では「モダンアートセンター」、通称CAM)」では、隈研吾による新棟が渡辺豪・森永康弘らの展示とともに9月21日から一般公開される。
九州産業大学と国立西洋美術館が共同で、博物館の癒しの効果を検証する「博物館浴」の実証実験を行った。
北陸から工芸の魅力を発信する取り組み「GO FOR KOGEI」。その第5回となる「GO FOR KOGEI 2024」が9月14日〜10月20日の会期で開催される。
アートチーム・SIDE COREの大規模個展「SIDE CORE 展|コンクリート・プラネット」が、東京・外苑前のワタリウム美術館で開催される。会期は8月12日〜12月8日。
豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」が、2023年4月1日~24年3月31日の来館者数において計250万4264人を記録。単一アート・グループとして世界でもっとも来館者が多い美術館として、ギネス世界記録に認定された。
皇居三の丸尚蔵館のコレクションのなかから動物や植物に関わる作品を紹介する展覧会「いきもの賞玩」がスタートした。会期は9月1日まで。