子供対象ラーニング・デザイン・プロジェクト「Museum Start あいうえの」が今年度のプログラムを公開。参加者を募集中

上野公園の9つの文化施設を舞台にした子供対象のラーニング・プログラム「Museum Start あいうえの」。今年度のプログラムが公開され、参加者の募集が始まっている。

ファミリー・プログラム実施風景 東京国立博物館 総合文化展にてphoto: YusukeNakajima

 上野公園の9つの文化施設を舞台に、子供たちが科学、歴史、芸術などの領域を横断しながら学び、それぞれの思考と感性を高めるラーニング・デザイン・プロジェクト「Museum Start あいうえの」。今年度のプログラムが公開され、現在参加者の申し込みを受け付けている。

 同プロジェクトは、東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、東京藝術大学が主催し、国立科学博物館、国立国会図書館国際子ども図書館、上野の森美術館国立西洋美術館東京国立博物館、恩賜上野動物園、東京文化会館が共催する、ラーニング・デザイン・プロジェクト。9つの文化機関が連携し、すべての子供たちが文化やアートを介して「社会に参加しつながりを持つこと」を推進するプロジェクトだ。

 同プロジェクトには、大きく分けて「ファミリー&ティーンズ・プログラム」「学校プログラム」「ダイバーシティ・プログラム」といった3つのプログラムがある。

 例えばファミリー&ティーンズ・プログラムでは、ミュージアムでアーティストや専門家、資料や作品に出会い、探求するプログラム「あいうえのmeet」(申込期間は〜7月15日)や、聴者(聞こえる人)、ろう者、難聴者が、一緒に作品を鑑賞し思考する2日間のプログラム「みるラボ:つたえ方を考える」(申込期間は〜7月21日)などが現在実施予定。「学校プログラム」「ダイバーシティ・プログラム」でも、プログラムへの参加が募集中となっているため、この機会にぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

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