「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」(TOKYO NODE)開幕レポート。シリーズが描いてきた身体と精神、それを支えてきた技術を見る【5/6ページ】

 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(2002)『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』(2004-05)『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』(2006)の3作は、神山健治監督によるテレビシリーズ/OVA作品だ。

展示風景より、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の資料展示

 押井監督の劇場版とは異なるパラレルワールドとなっており、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』は草薙素子をリーダーとする治安維持組織・公安9課が様々なサイバー犯罪と対峙しつつ、匿名の愉快犯「笑い男」による劇場型犯罪の投げかける、電脳世界の集団心理を問う。

展示風景より、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の修正

 会場では引き続き豊富な資料を見られるほか、展示ブースに入った人々の顔にARでノイズが入ったり、笑い男の顔が重なるといった、作中を模した演出も行わる。作品公開当時は未来の技術であったAR技術が、2025年の現在ではあたり前のものとなっていることも驚かされる。

展示風景より、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のAR

 また、テキスタイル開発集団のUNLABELEDによる監視カメラに認識されにくくなるというテキスタイルや、ANREALAGEの光学迷彩に着想を得たデジタルによる外殻をもった衣服なども、シリーズと衣服を接続させるヒントとなっている。

展示風景より、UNLABELEDの展示
展示風景より、ANREALAGEの展示

編集部

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