「体を成す からだをなす - FRAC Grand Large 収蔵作品セレクション展」(銀座メゾンエルメス ル・フォーラム)が開幕。フランスの現代アートを支えてきた公共コレクション【6/6ページ】

 本展ではほかにも、草間彌生をオマージした作品を制作したジェシカ・ダイアモンド、ユーモアを帯びた短い詩的なテキストを絵画のなかに登場させるクリスティーヌ・デュクニット、「大事なのはオブジェではなく、それをどこにどう置くかである」と語るブルーノ・ムナーリの作品も並ぶ。さらに、ポーリーヌ・エスパロン、ジェシー・ダーリング、タレク・ラクリッシ、アナ・トーフといった様々な地域出身の、多種多様な表現を探求する作家が紹介されている。

 美術館でもアートセンターでもない、フランスを中心とした現代アートを40年以上守り伝えてきた公共コレクション、FRAC Grand Large。これまで日本で紹介される機会は少なかったが、「社会的身体」というテーマのもと紹介される各国の作家の作品を通じて、現代アートの発展を確かに支えてきた本コレクションについて、理解を深められる機会となるだろう。