• HOME
  • MAGAZINE
  • NEWS
  • REPORT
  • 手塚治虫「火の鳥」展(東京シティビュー)開幕レポート。名作を…

手塚治虫「火の鳥」展(東京シティビュー)開幕レポート。名作を現代人のための物語として読む【2/5ページ】

 展覧会はプロローグと本編の3章で構成されている。まず、六本木ヒルズ森タワーの59階に位置し、東京湾と林立するビル群を望む展望エントランスではプロローグ「火の鳥・輪廻シアター」が展開されている。

 中央のモニターでは映像ディレクター・中村勇吾による「動的平衡」のアニメーションが上映されている。これは、本展監修の福岡が提唱する「動的平衡=変化し続けることで、バランスが保たれる状態」を、火の鳥のイメージと重ねたものだ。また床面には無数の『火の鳥』の名場面があしらわれており、本作の持つダイナミズムが表現されている。

手塚治虫「火の鳥」展のプロローグ「火の鳥・輪廻シアター」 ©Tezuka Productions

編集部

Exhibition Ranking