CREATIVE MUSEUM TOKYO
4階はコンサートや展示会などが開催可能なイベントホール。そして6階にはソニー・クリエイティブプロダクツが運営する「CREATIVE MUSEUM TOKYO」が入居する。館長はブリヂストン美術館学芸員やスヌーピーミュージアム館長などを務めてきた中山三善だ。
同館では、アニメ、マンガ、音楽といったポップ・カルチャーや現代アート、デザインなど多彩な領域のクリエイションとの出会いを創出することを掲げ、年間4本の展覧会を実施する(こけら落としは「アニメ『鬼滅の刃』 柱展ーそして無限城へー」、〜2025年3月2日)。
渋谷エリアや麻布台・神谷町エリアなど、大規模化開発が続く都心。そのなかでも、このTODAビルは本社機能とオフィス機能、そして広大な文化施設機能を同時に有する稀有なものだ。ましてや、パブリック・アートを固定ではなく自社で更新していくという独自性は強い。東京駅徒歩圏内という好立地で、TODAビルは強力な文化の発信拠点となるだろう。