アワードと関連したプログラムも
昨年新設された「Hana Artist Award」は今年も引き続き実施。今後10年にわたり発展を遂げ、国際的な評価と共感を広げていく可能性を秘めたアーティストを支援するプログラムの一環で、活躍の場を広げつつある新進アーティストや、正当な評価を受け始めている注目のアーティストに焦点を当て、その声を国際的なオーディエンスに届けるとともに、今後の活動の発展を後押しすることを目的としている。

今年の審査員は、キュレーターで英メディア『Observer』のアートライターも務めるエリサ・カロロ、森美術館シニア・キュレーターの德山拓一、コレクターのモニーク・ロングの3名を迎え、フェアを象徴するプレゼンテーションを行う優れたアーティスト1名を選出する。
さらに、2026年の「AMA Artist Award」を受賞したロサンゼルスを拠点に活動する現代アーティスト、ウマー・ラシッドが、Tokyo Gendaiのために特別に制作した新作を紹介。本アワードは、世界各国でアートフェアを運営する「Angus Montgomery Arts (AMA)」 による取り組みで、北米を拠点に活動する初期から中堅キャリアのアーティストを支援するものだ。受賞者には、現金1万米ドルを含む総額10万米ドル相当の賞が贈られ、アジアを代表するアートフェアであるIndia Art FairおよびTokyo Gendaiにおいて、作品展示機会が与えられる。
昨年初開催され好評を博した「キュレーター・シンポジウム」も開催。9月11日の午前に、日本各地で活躍するキュレーターに加え、世界の著名なキュレーターや美術館・文化機関の関係者を迎える。地域や分野といった垣根を超えて、アート業界を牽引するリーダーたちが意見交換を行い、知見を共有するとともに、将来的なコラボレーションにつながる対話を育む場として企画されている。
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