2021.5.28

グッチが初のNFT作品を出品。クリスティーズのNFTセールで

アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブ・ディレクターを務めるグッチは、同ブランド初のNFT作品をクリスティーズのセール「PROOF OF SOVEREIGNTY: A Curated NFT Sale by Lady PheOnix」に出品した。入札開始価格は2万ドル。

GUCCI Aria 出典=クリスティーズウェブサイト(https://onlineonly.christies.com/s/proof-sovereignty-curated-nft-sale-lady-pheonix/gucci-est-1921-6/121268?ldp_breadcrumb=back)

 グッチは同ブランド初となるNFT(非代替性トークン)作品として、映像作品をクリスティーズに出品した。

 この映像作品は、グッチのクリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレと、数々の受賞経験を持つフォトグラファー兼ディレクターのフローリア・シジスモンディが共同監督したもので、グッチの最新コレクション「グッチ アリア」にインスパイアされたもの。

 作品はクリスティーズのNFTに特化したオンラインセール「PROOF OF SOVEREIGNTY: A Curated NFT Sale by Lady PheOnix」のなかの1ロットで、入札開始価格は2万ドル。入札期限は6月3日までで、落札者は暗号通貨「イーサリアム」での支払いも可能となっている。

 なお本作の収益はユニセフUSAに寄付。新型コロナウイルスワクチンを共同購入し、途上国などに分配する国際的な枠組み「COVAX」の推進に充てられるという。