茨城県北芸術祭、2019年秋に第2回開催へ。委員会で承認

茨城県北芸術祭実行委員会(会長・茨城県知事橋本昌)は5月22日、水戸市内で第4回総会を開催し、「茨城県北芸術祭」の2019年秋開催を承認した。

前回展で日立駅を彩ったダニエル・ビュレンによるインスタレーション《回廊の中で:この場所のための4つの虹─KENPOKU ART 2016のために》

 「茨城県北芸術祭」は、2016年9月17日から11月20日にかけ、茨城県の中でも自然に恵まれた県北6市町(北茨城市、大子町、高萩市、日立市、常陸太田市、常陸大宮市)を舞台に開催された芸術祭だ。

 初回はアートと科学技術の芸術祭として、森美術館館長・南條史生を総合ディレクターに迎え、イリヤ&エミリア・カバコフ、チームラボ、米谷健+ジュリア、落合陽一、BCLなど85組のアーティストによる、100を超えるプロジェクトが展開された。主催者発表では、当初の予想を上回る約77万6000人の来場者があり、この実績が第2回の開催へとつながったものと見られる。

 なお茨城県によると、次回総合ディレクターは前回に引き続き、南條史生が務め、今年度から来年度にかけては茨城県内で様々な関連イベントを展開していく予定だという。

前回展で高戸海岸に展示されたイリヤ&エミリア・カバコフの《落ちてきた空》

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