国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社が、国立科学博物館(館長:篠田 謙一)と業務提携を開始した。
今回の提携では、3月29日に正式展開を開始した、「READYFOR ファンドレイジングサービス」を提供し、国立科学博物館のファンドレイジング戦略を策定するとともに、年間を通しての実行伴走、プロジェクトマネジメント、READYFOR継続寄付サービスの提供およびサポートを行う。
「READYFOR 継続寄付サービス」を活用する具体的なプロジェクトとして、「地球の宝を守り"つづける"|国立科学博物館マンスリーサポーター」もスタート。1000円から5万円までのコースを用意し、月額かつ継続的に国立科学博物館への寄付を集めることを目指す。
同社と国立科学博物館は2023年にクラウドファンディングを実施し、支援者5万6584名から9億1602万5000円もの寄付を集めた実績がある。こうした支援者と科博との関係をより強固にし、安定的な運営資金調達を実現する狙いがあると思われる。