都立の各美術館、新型コロナ感染拡大で対応は?

1日あたりの新規感染者として過去最多となる888人を記録した東京都。都立美術館の年末年始の予定はどうなっているのだろうか?

東京都美術館

 12月24日に過去最多となる1日あたり888人の新型コロナウイルス感染者数を記録した東京都。すでに東京都公文書館や旧前田家本邸洋館の臨時休館を発表しているが、美術館はどうなるのだろうか?

 まず、東京都庭園美術館は予定通り12月28日〜1月4日に休館。東京都写真美術館は12月28日〜1月1日および1月4日を休館とする。

 東京都現代美術館は、企画展である「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」および「MOTマニュアル2020」が12月28日〜1月1日・1月4日の休館だが、MOTコレクションに関しては1月11日まで臨時休止。1月9日スタート予定だった、街なかで展示を展開する「MOTサテライト2020」は開始日を1月13日に延期する。トーキョーアーツアンドスペース本郷も、9日開始予定の展覧会が13日に延期となった。

 東京都美術館は、12月29日~1月3日は全館休館し、開催中の「東京都美術館コレクション展 読み、味わう昭和の書」については1月7日までの会期を短縮し、12月28日をもって終了する。

 江戸東京博物館は12月21日から休館に入っており、予定通り1月1日まで休館する。

 なお、首都圏では埼玉県立近代美術館が12月24日から2021年1月18日まで臨時休館に入っている。

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