儚くも美しい命のつながり。写真家・中野道が初の写真集『あかつき』を刊行

様々なファッション誌や広告の撮影に加えて、ときには映像監督としてアーティストのミュージックビデオを手がけるなど、多彩な活躍を見せる写真家の中野道。その中野が、自身初となる写真集『あかつき』を刊行した。日常のなかで光る、儚くも美しい命のつながりを表現した一冊だ。

『あかつき』より

 女優やミュージシャンのポートレイトのほか、ファッションフォトなども手がける写真家、中野道。様々なファッション誌や広告に加えて、ときには映像監督としてアーティストのミュージックビデオを手がけるなど、多彩な活躍を見せてきた。

 中野は1989年アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。東京に移住後、上智大学大学院文学研究科修士課程を修了し、2015年から写真家・映像監督としてのキャリアをスタートさせた。

 その中野が、自身初の写真集『あかつき』を刊行。本書に収められているのは2015年から20年頭にかけて撮影された作品群だ。「全一性」をテーマに撮影された写真には、作家が日常のなかに見出した儚くも美しい命のつながりが描かれている。

 本書の刊行にあたって、中野はこうコメントしている。「過ぎ去った日々の中には、始まりと終わりがあった。変わっていくもの、変わらないものがあった。そんなすべてがつながって、今日も新しい朝を紡いでいる」。

『あかつき』より
『あかつき』より
『あかつき』より
『あかつき』より

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