清川あさみと名和晃平、初の二人展。ポーラ ミュージアム アネックスで「Invisible Garden」が開催【2/2ページ】

全幅約9メートルの大型新作

 本展の展示空間は白で統一。清川の刺繍によって紡がれる物語と、名和のセル(PixCell)によって被覆・変換されたイメージの共鳴を試みる。中心となるのは両者の共作による全幅約9メートルの大型新作《PixCell-Our New World》(2026)だ。本作は、清川が構成した風景写真や生成AI画像の断片「Our New World」を名和が透明のセルで覆うことで、イメージが複雑に透過・揺らめき、新たな視覚体験を生み出すことを目指したものだ。

名和晃平・清川あさみ《PixCell-Random》(部分、2026) ミクストメディア 撮影:表恒匡
清川あさみ《Serendipity (Diverge)》(2025)ミクストメディア 撮影:表恒匡

 また、会場では名和の代表作の発展形である「PixCell-Random」シリーズや、清川の「Serendipity」シリーズなどの新作も併せて展示。さらに3階のギャラリースペースにとどまらず、同ビルの1階店舗「POLA GINZA」でも植物や滴をモチーフとしたインスタレーションが展開され、2つの空間を周遊できる構成となる。