マルタン・マルジェラ、京都で個展を開催へ。タカ・イシイギャラリー 京都で近作約14点を発表

タカ・イシイギャラリー 京都で、マルタン・マルジェラの個展が4月17日〜5月16日に開催される。2018〜25年に制作された約14点の近作が紹介される予定だ。

手前はマルタン・マルジェラ《BARRIER Sculpture (white)》(2024)、壁面は《BARRIER Mural (white)》(2024) © Martin Margiela. Courtesy of Bernier/Eliades and Taka Ishii Gallery / Photo: “We Document Art”

 タカ・イシイギャラリー 京都で、マルタン・マルジェラの個展が4月17日〜5月16日に開催される。

 本展は、東京・九段ハウスで同時期に開催されるマルジェラの個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」(4月11日〜29日)とともに、作家にとって日本初となる展覧会。会場では、2018年〜25年に制作された約14点の近作が紹介される予定だ。

 マルジェラは1957年ベルギー・ルーヴェン生まれ。シントルーカス芸術学校で学んだ後、1977年にアントワープ王立芸術学院に入学した。ファッションデザイナーとして国際的な評価を確立した後、2009年以降は視覚表現の領域をファッションの外へと拡張し、美術作品の制作に本格的に取り組んできた。これまでにBernier/Eliades(アテネ、ブリュッセル、2024)、ロッテミュージアム(ソウル、2022)、M WOODS(北京、2022)、ラファイエット・アンティシパシオン(パリ、2021)などで個展を開催している。

 その制作の根底には、人間の身体に対する継続的な探究がある。マルジェラは身体を、視覚と触覚という異なる知覚の枠組みが交差する場として捉え、作品は顕在化と秘匿、露見と保護といった相反する要素のあいだに生じる緊張関係を浮かび上がらせる。