「建物公開2025 時を紡ぐ館」(東京都庭園美術館)

東京・目黒の東京都庭園美術館で、「建物公開2025 時を紡ぐ館」が開催されている。会期は8月24日まで。
本展は毎年恒例となっている、1933年竣工の旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の建築の魅力に迫る建物公開展。今回は、同館が経てきた時代と歴史に焦点を当てた展覧会となる。各時代を彩るゆかりの作品や写真・映像資料を通して、建物の記憶をひも解く展示構成。建物自体の魅力を楽しめるように、家具や調度品を用いた再現展示が行われ、3階ウインターガーデンが特別公開される。夏の建物公開の開催は約6年ぶりとなっている。
新館では、美術館として開館して以来、国内外問わず収集している現代作家の作品を展示。さらに、触れることができる展示コーナーを設け、来館者とのインタラクティブな体験機会が設けられている。
会期:2025年6月7日〜8月24日
会場:東京都庭園美術館(本館+新館)
住所:東京都港区白金台5-21-9
開館時間:10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月
料金:一般 1000円 / 大学生 800円 / 高校生 500円
「まだまだざわつく日本美術」(サントリー美術館)

東京・六本木のサントリー美術館で「まだまだざわつく日本美術」が開催されている。会期は8月24日まで。レポートはこちら。
作品を見た時に感じる言葉にならない「心のざわめき」は、作品をよく見るための重要なきっかけとなる。本展は、2021年に同館で開催された展覧会「ざわつく日本美術」の第2弾。「心がざわつく」ような展示方法や作品を通じて、目や頭、心をほぐし、「作品を見たい」という気持ちを高めてもらいたいという思いのもと企画された。
会場は「ぎゅうぎゅうする」「おりおりする」「らぶらぶする」「ぱたぱたする」「ちくちくする」「しゅうしゅうする」の6つのテーマにわけられる。まだ知られていないサントリー美術館のコレクションを通して、新しい日本美術との出会いを提案する試みとなっている。
会期:2025年7月2日~8月24日
会場:サントリー美術館
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
電話:03-3479-8600
開館時間:10:00~18:00(金、8月9日、8月10日、8月23日は〜20:00)※入館は閉館30分前まで
休館日:火
料金:一般 1700円 / 大学生 1200円 / 高校生 1000円 / 中学生以下無料



















