本展では、その「ビーダーマイヤー」と「世紀転換期」という、ウィーンの生活文化における2つの特徴的な時代を取り上げ、銀器、陶磁器、ガラス、ジュエリー、ドレス、家具など、多彩な作品約270点を展示。会場では、この両時代に共通する美意識を、相互比較や空間構成によって体験することができるという。
さらに、作品群に加え、当時際立った存在であった女性パトロンや文化人の活動も紹介。最終章では、世紀末ウィーンを越えてなお継承されるそのスタイルについても検証されるという。

右は、ヨーゼフ・ホフマン センターピース 1924-25 ギャラリー イヴ・マコ―協力 Courtesy Gallery Yves Macaux, ©Yves Macaux

Ernst Ploil Collection, ©Foto:Leopold Museum, Wien

Private Collection, Estate of the Artist
撮影=大屋孝雄

京都国立近代美術館
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