「黒の芸術 グーテンベルクとドイツ出版印刷文化」(印刷博物館)

印刷博物館で「黒の芸術 グーテンベルクとドイツ出版印刷文化」が7月21日まで開催されている。
本展では、今日産業の領域で過去のものとみなされている活版印刷術と活字書体が国の文化形成に大きく影響を与えてきた様子を、その技術を生み、誇りとして現代に継承するドイツを通じて振り返るとともに、グーテンベルクの功績にせまるものとなっている。
会期:2025年4月26日〜7月21日
会場:印刷博物館
住所:東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル
電話番号:03-5840-2300
開館時間:10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月
料金:一般 1000円 / 学生 500円 / 高校生 300円 / 中学生以下、70歳以上、障がい者手帳等をお持ちの方および付添の方 無料
アートワーカー(企画者)向けプログラム「CRAWL」選出企画「サテライト・コール・シアター」(BUG)

東京・八重洲のアートセンターBUGで「サテライト・コール・シアター」が開催されている。
サテライト・コール・シアターは、都市に仮設された擬似的な劇場を指し、そこにあるコールセンターの舞台セットでは、「家でのケア」に関する物語が上演されている。「家」でのケアに従事する「ホーム・ケアリスト」(*1)たちは、約3ヶ月間「ナラティブパートナー」(*2)との対話を重ね、自身のケアの物語を執筆してきた。
会期中、会場であるコールセンターには、ホーム・ケアリストそれぞれの「家」から電話がかかり、様々なモノローグが交差する「サテライト・コール・シアター」が立ち現れる。ケアという行為に不確実性が満ちているように、電話がいつかかってくるかはわからない。電話が鳴ったら、コールセンターの臨時職員としてホーム・ケアリストの「物語」や「見えない痛み」の声=台詞に耳を傾けてみてほしい。
*1──本企画では「家」でのケアに従事している人々を意味する「ホーム・ケアリスト」という新たな言葉を提案。家でのケアには、それぞれの家の独自のルールと専門性がある。社会ではなかなか垣間見ることができない、家でのケアのスペシャリストとして、全国から個々の物語を紡ぐ。
*2──ホーム・ケアリストたちのテキスト執筆過程に「傾聴」と「対話」を通して寄り添う「伴走者」を指す。様々な現場で「他者を想像する」プロフェッショナルの人々が、ホーム・ケアリストたちの自発的な創作をサポートする。
会期:2025年7月4日〜21日
会場:BUG
住所:東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1階
開館時間:11:00〜19:00
休館日:火
料金:無料
「ウサギノネドコの世界」(国立新美術館内 SFT GALLERY)

国立新美術館のスーベニアフロムトーキョーで開催中の「ウサギノネドコの世界」み7月21日までの会期となっている。
クリエイティブディレクター・吉村紘一が代表をつとめる株式会社ウサギノネドコ。オリジナルプロダクトとして「Sola cube」「Sola tile」「プリズム」などがある。本拠地の京都では、自然物を中心に個性的な商品が揃う「ミセ」、1日1組限定の「ヤド」、オリジナルの鉱物スイーツが楽しめる「カフェ」を運営。京都に続く2号店の東京店では「自然の造形美を伝える」をコンセプトとし、オリジナルプロダクツのほか、京都店とは異なる品揃えを展開している。
本展では、ウサギノネドコが20年にわたって手がけてきたプロダクトを一堂に集め、展示・販売している。ウサギノネドコならではの視点と手法で引き立てられた植物、鉱物、動物などの自然物の魅力を堪能してほしい。
会期:2025年5月21日〜7月21日
会場:国立新美術館内 SFT GALLERY
住所:東京都港区六本木7-22-2 B1階
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00〜18:00(企画展開催中のみ金土〜20:00)
休館日:火
料金:無料



















