「雨宮庸介展|まだ溶けてないほうのワタリウム美術館」(ワタリウム美術館)

東京・外苑前のワタリウム美術館で、アーティスト・雨宮庸介による個展「雨宮庸介展|まだ溶けてないほうのワタリウム美術館」が開催中だ。会期は3月30日まで。レポートはこちら。
本展は、雨宮の25年にわたるアートの歩みを振り返り、同時に新たな実験的な作品を提示するもの。1999年の初期作品から近年弘前や石巻で発表した作品、そして最新のVR作品までの幅広い作品が展示され、その創作活動の集大成が紹介されている。
なお、オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリーでは「雨宮庸介|まだ溶けてないほうの原稿展」も3月30日まで開催中のため、あわせてチェックしてほしい。
会期:2024年12月21日〜2025年3月30日
会場:ワタリウム美術館
住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6
電話番号:03-3402-3001
開館時間:11:00〜19:00
休館日:月
料金:一般 1500円 / 大学生・高校生 1300円 / 小・中学生 500円
「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」(京都市京セラ美術館)

蜷川実花による関西で過去最大の⼤規模個展「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」が、京都市京セラ美術館の東山キューブで3月30日まで開催中だ。レポートはこちら。
本展は、蜷川および各分野のスペシャリストによって構成されたクリエイティブチーム「EiM(エイム)」として挑むものであり、会場は10作品によって構成された没入型の展覧会となっている。
会期:2025年1月11日〜3月30日
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
開館時間:10:00〜18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(祝・休日の場合は開館)
料金:一般 2300円 / 大学生 1600円 / 高校生 1100円 / 中学・小学生 800円
「西條茜展 ダブル・タッチ」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)

香川県丸亀市の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)で開催中の「『第1回MIMOCA EYE / ミモカアイ』大賞受賞記念 西條茜展 ダブル・タッチ」が3月30日で閉幕する。レポートはこちら。
1989年生まれの西條は、京都市立芸術大学で陶磁器を学び、近年は陶磁器の特徴である空洞や表面の質感を活かし、身体と物質の関わりを探る作品を発表してきた。彼女は世界各地の窯元に滞在し、地元の伝説や歴史を取り入れた作品も制作するなど、幅広い視野と実験的なアプローチで注目を集めている。
本展は、第1回受賞者である西條茜が受賞から2年の歳月を経て、陶を用いて身体性を表現する新作を中心に構成され、作品を通じた身体と物質の関係に焦点を当てる。陶やガラス素材を用いた作品のほか、パフォーマンスの様子も映像で展示され、作品とパフォーマー、あるいはパフォーマー同士の応答が引き起こされる。
会期:2025年1月26日〜3月30日
会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2階展示室B、1階エントランス
住所:香川県丸亀市浜町80-1
電話番号:0877-24-7755
開館時間:10:00〜18:00 ※入館は17:30まで
休館日:月
料金:一般 950円 / 大学生 650円 / 高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料