今週末に見たい展覧会ベスト13。「はにわ」からヨシロットン、川端龍子+高橋龍太郎コレクションのコラボまで【3/4ページ】

わたしのいる場所─コレクションから「女性」特集(兵庫県立美術館)

展示風景より

 兵庫県立美術館でコレクション展Ⅱ「わたしのいる場所─コレクションから『女性』特集!」が12月8日まで開催されている。

  同展は、同館所蔵作家の約1割を占める女性作家のなかから60人超の作家の作品が紹介。女性が描かれた作品を展示することで、今日的なジェンダー論への理解を深めるというものだ。キュレーターによる解説はこちら

会期:2024年8月20日~12月8日
会場:兵庫県立美術館
住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
電話:078-262-1011
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月17日、24日、10月15日、11月5日
観覧料:一般 500円 / 大学生 400円 / 高校生以下 無料(コレクション展Ⅱ全室共通)

「発酵文化芸術祭 金沢 ―みえないものを感じる旅へ」(金沢市内)

大手町洋館の展示風景より、遠藤薫《三六〇、六〇、九〇、を(内科室にて)》

 日本の食文化を代表する「発酵」に注目し、アートを通じて五感でまちを感じる「発酵文化芸術祭 金沢―みえないものを感じる旅へ―」が、12月8日で閉幕する。

 同芸術祭は、金沢21世紀美術館のほか石川県内5地区が会場。食と歴史、気候風土が一体になった金沢で、醸造家とアーティストが手を組んで、普段は目にみえない「発酵」をテーマに作品を紹介している。レポート記事はこちら

会期:2024年9月21日~12月8日
チェックイン&発酵文化展示:金沢21世紀美術館 プロジェクト工房
インスタレーション会場:大野エリア、石引エリア、野町-弥生エリア、東山-大手町エリア、白山鶴来エリア
開館時間(チェックイン会場):10:00~18:00 ※各エリア会場はウェブサイトで確認 
休館日(チェックイン会場):月 ※各エリアは会場により異なる
料金:一般 2000円(ガイドブック付き)

「ヨシロットン展 FUTURE NATURE II in Kagoshima」(霧島アートの森)


ヨシロットン Signal RGB (2024 Version) Installation View (2024) ©︎ 2024 YOSHIROTTEN

 鹿児島県霧島アートの森で開催中の「ヨシロットン展 FUTURE NATURE II in Kagoshima」が12月8日に閉幕する。

 ヨシロットンは、地球・光・色彩への強い関心と、デジタル表現、物質的素材への探究心をもとに、SFと神秘主義、自然世界と都市文化を融合した世界観を描くアーティスト。本展は、2018年に東京で開催された個展「FUTURE NATURE」の続編となる。自身の創造性を育んだ故郷鹿児島の雄大な自然をモチーフに展示空間全体を用いた巨大なインスタレーション作品《FUTURE NATURE II In Kagoshima》に要注目だ。

会期:2024年10月8日~12月8日
会場:鹿児島県霧島アートの森
住所:鹿児島県姶良郡湧水町木場6340-220
電話番号:0995-74-5945
開館時間:9:00~17:00
休館日:月(祝日の場合は翌平日)
料金:一般 1000円 / 高校・大学生 700円 / 小中生 500円

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