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特別展「はにわ」(東京国立博物館)開幕レポート。人々に愛される「はにわ」とは何者か

古墳時代の約350年間、王の古墳に並べられた素焼きの造形物「埴輪(はにわ)」。この埴輪に焦点を当てた、挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」が、東京・上野の東京国立博物館で開幕した。会場の様子をレポートする。

文・撮影=安原真広(ウェブ版「美術手帖」副編集長)

展示風景より、《埴輪 踊る人々》(6世紀)東京国立博物館蔵

 古墳時代の約350年間、王の古墳に並べられた素焼きの造形物「埴輪(はにわ)」。この埴輪に焦点を当てた、挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」が、東京・上野の東京国立博物館で開幕した。会期は12月8日まで。なお本展は、2025年1月21日〜5月11日の会期で九州国立博物館に巡回する。

展示風景より、《埴輪 天冠をつけた男子》(6世紀)福島県(磐城高等学校保管)

 いまから1750年ほど前に制作が始まった埴輪は、時代や地域ごとに個性豊かなものが制作された。なかでも東京国立博物館に所蔵されている国宝《挂甲の武人》は最高傑作とされる。本展はこの《挂甲の武人》が国宝に指定されて50周年を記念し、全国各地から約120件の選りすぐりの埴輪をプロローグ・エピローグと全5章で紹介するものだ。

展示風景より、《水鳥形埴輪》(5世紀)東京国立博物館蔵

編集部

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