「ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と」(岡本太郎記念館)
東京・青山の岡本太郎記念館で美術家・ヤノベケンジによる企画展「ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と」が11月10日まで開かれてる。レポート記事はこちら。
ヤノベは2011年から翌年にかけて「ヤノベケンジ:太陽の子・太郎の子」を岡本太郎記念館で開催。本展はそれ以来、12年ぶりに同館で開催される個展となる。ヤノベは今回、《BIG CAT BANG/猫大爆発》を中心に展示を構成。宇宙船「LUCA号」に乗って地球に到達した「SHIP'S CAT/宇宙猫」が無機質だった地球に生命を着床させたという壮大な物語が会場全体を使い、描かれている。
会期:2024年7月12日~11月10日
会場:岡本太郎記念館
住所:東京都港区南青山6-1-19
電話番号:03-3406-0801
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:火
料金:一般 650円 / 小学生 300円
「ICC アニュアル 2024 とても近い遠さ」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])
東京・西新宿のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で、「ICC アニュアル 2024 とても近い遠さ」展が11月10日まで開催中。レポート記事はこちら。
「ICC アニュアル」は、2006年度から2021年度まで同センターで開催された「オープン・スペース」展を、その役割やコンセプトを継承しながら、2022年度よりリニューアルした展覧会シリーズだ。本展参加作家は、青柳菜摘+細井美裕、木藤遼太、ウィニー・スーン、たかくらかずき、 ユーゴ・ドゥヴェルシェール、葉山嶺、古澤龍、米澤柊、リー・イーファン、 おおしまたくろう(エマージェンシーズ!046)、リー・ムユン(エマージェンシーズ!047)。現在の情報環境における、様々なリアリティにおける「遠さ」「近さ」、そしてその変化について考える作品が集結している。
会期:2024年6月22日~11月10日
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]ギャラリーB、シアター
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 4階
電話番号:0120-144199
開館時間:11:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし、祝休日の場合は翌日)
料金:一般 500円 / 大学生 400円 / 高校生以下、65歳以上無料
今週開幕
奈良美智「I Draw the Line」(BLUM 東京)
BLUM 東京で、奈良美智による個展「I Draw the Line」が始まった。
奈良の制作の中心であり続けてきたドローイングだが、近年はその趣に変化が見られるという。手元の視界の中に鉛筆やポールペンなど比較的細い線描によって親密な表現世界を築き上げてきたこれまでのドローイングとは異なり、近年それらはよりモニュメンタルな性格を強めている。本展では、2000年代半ば頃から奈良が手がけてきた、小さなドローイングをプロジェクションによって拡大し、大画面に仕上げる手法「ビルボード・ペインティング」による3点のペインティングも出品。
会期:2024年11月7日~2025年1月11日
会場:BLUM 東京
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森5F
開館時間:12:00~18:00
休館日:日月祝
料金:無料
細井美裕「STAIN」(Gallery 38)
東京・神宮前のGallery 38で、東京を拠点に活動するサウンドアーティスト・細井美裕による初個展「STAIN」が開催される。
1993年生まれの細井は、これまで音が空間や時間の知覚を変容させる可能性を探求してきた。本展は、環境音を用いたインスタレーション、映像、キネティック・スカルプチャーなど、約15のサウンドピースから構成され、多様な音の表現を提示すると同時に展示空間には周囲の雑音や街の音が「侵入」し、作品に影響を与えるものとなる。
会期:2024年11月7日〜12月22日
会場:Gallery 38
住所:東京都渋谷区神宮前2-30-28
開廊時間:12:00〜19:00(11月7〜10日は10:00〜)
休廊日: 月火祝
料金:無料