MUSEUMS / GALLERIES

岡本太郎記念館

渋谷 - 表参道|東京
 岡本太郎記念館は、岡本太郎が亡くなる1996年まで、アトリエ兼住居として50年近く使用されたスペース。戦災で焼失した旧居では、岡本一平・かの子・太郎の一家が長く暮らし、戦後はル・コルビュジェの愛弟子であった友人の坂倉準三に設計を依頼してアトリエを建てた。ブロックを積んだ壁の上に凸レンズ形の屋根が乗ったユニークな建物は、現在は記念館としてアトリエ、サロン、庭を公開し、企画展示室では随時企画展を開催。日本万国博覧会の《太陽の塔》をはじめ巨大なモニュメントや壁画など、あらゆる作品の構想を練り、制作した場所には、太郎のエネルギーがいまも満ち満ちている。