東京・天王洲のTERRADA ART COMPLEX Ⅱ BONDED GALLERY」で、特別展「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が開催される。会期は7月4日~16日。
本展の主催は、日本の美術工芸の国際的価値を高め、文化資源コンテンツとして成長させることで市場拡大を目指す「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」。
キュレーションを担当するのは美術評論家の秋元雄史とアートプロデューサーの高山健太郎。日本の伝統的な工芸技法や材料を基点に、表現力やコンセプトも併せ持つ作品を制作する10人作家を紹介。関西に加えて北陸のアーティストも参加し、日本の美術工芸にとって重要地域である北陸地域の震災復興にもつなげていく予定だという。
参加作家は石塚源太、近藤高弘、佐々木類、四代 田辺竹雲斎、塚田美登里、中田真裕、中村卓夫、畠山耕治、牟田陽日、やまわきてるり。なお、本事業の第2弾は、11月3日〜5日に京都・建仁寺で開催を予定している。