2024.2.22

三連休に行きたい展覧会ベスト13。奈良美智からキース・ヘリング、「CURATION⇄FAIR」に安井仲治まで

今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。2月第4週は「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」「CURATION⇄FAIR」「奈良美智: The Beginning Place ここから」「白井美穂 森の空き地」「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」など13の展覧会をご紹介。

「奈良美智: The Beginning Place ここから」(青森県立美術館)展示風景より、《Midnight Tears》(2023)
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伝説の写真家の回顧展。「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」(東京ステーションギャラリー

安井仲治 馬と少女 個人蔵(兵庫県立美術館寄託)

 日本写真史において傑出した存在として知られる安井仲治(やすいなかじ/1903〜1942)の20年ぶりとなる回顧展が、東京駅の東京ステーションギャラリーで開催される。

 大正・昭和戦前期の日本の写真は、アマチュア写真家たちの旺盛な探求によって豊かな芸術表現として成熟していった。この時期を牽引した写真家の代表格が安井仲治です。安井は38歳で病没するまでの約20年という短い写歴のあいだに、驚くほど多彩な仕事を発表。その作品は同時代の写真家をはじめ、土門拳や森山大道など後世に活躍した写真家たちからも掛け値なしの称賛を得ている。

 本展は200点以上の出展作品を通じて安井仲治の全貌を回顧するもの。戦災を免れたヴィンテージプリント約140点、ネガやコンタクトプリントの調査に基づいて制作されたモダンプリント約60点のほか、様々な資料を展示することで、安井の活動を実証的に跡づけ、写真の可能性を切りひらいた偉大な作家の仕事を現代によみがえらせる。

会期:2024年2月23日〜4月14日
会場:東京ステーションギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
開館時間:10:00~18:00(金~20:00) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(4月8日は開館)
料金:一般 1300円 / 大学・高校生 1100円 / 中学生以下無料

登録有形文化財でアートイベント。「CURATION⇄FAIR」(kudan house)

展示風景より、青木野枝《霧と山 2020-11》(2020)

 一般公開されていない東京・九段下の登録有形文化財「kudan house」。ここを舞台に、展覧会とアートフェアの2部で構成される新しいアートイベント「CURATION⇄FAIR」が開幕。展覧会パートとなる「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る(The beautiful, the ambiguous, and itself)」が幕を開けた。会期は3月3日まで。会場レポート記事はこちら

 インディペンデント・キュレーターとして活躍する遠藤水城がキュレーションするこの展覧会では、川端康成と大江健三郎の文化論を起点に、古美術から現代美術まで、時代やジャンルを超えた作品が集結。人間中心的な視点ではなく、「もの」の質と美に焦点を当てる。

 1階〜3階の居住空間では、李朝の白磁壷や川端康成の書、主に鉄を用いた立体作品を多くの芸術祭や個展で発表してきた青木野枝の作品などを紹介。また、ボイラー室などがある地階では、アーティストの橋本聡が手がける新作群と、シベリア抑留を生き抜いた香月泰男の絵画がともに展示されている。

会場:kudan house
住所:東京都千代田区九段北1-15-9
会期:2024年2月21日〜3月3日
開館時間:平日 10:00〜21:30 / 土日祝 10:00〜21:00 / 3月3日 10:00〜18:00 ※2月21日はプレス・関係者向けの特別内覧会。最終入場は各日終了30分前まで
入場料:一般 2500円 / 学生 1500円

稀代の作家の日本初個展。「FIORUCCI MADE ME HARDCORE FEAT. BIG RED SOUNDSYSTEM」(エスパス ルイ・ヴィトン東京

展示風景より、《Felix the Cat》(2013) (C)LOUIS VUITTON

 東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で、イギリス出身のアーティストであるマーク・レッキーによる個展「FIORUCCI MADE ME HARDCORE FEAT. BIG RED SOUNDSYSTEM」が始まった。会期は8月18日まで。会場レポートはこちら

 マーク・レッキーは1964年イギリス・バーケンヘッド生まれ。これまで「マニフェスタ5」や「テート・トリエンナーレ」、「ヨコハマトリエンナーレ2008」などに参加。ヨーロッパやアメリカで個展、グループ展を多数開催してきた。多岐にわたる活動はポップカルチャーとカウンターカルチャーの交差点に位置し、若者、レイヴ、ポップ、ノスタルジー、社会階級研究、イギリス史などを掛け合わせ、彫刻、映像、音、パフォーマンスなどを融合させてきた。

 本展は、フランス・パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵作品を東京や大阪など世界各地に設けられたエスパス ルイ・ヴィトンで紹介する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一貫として開催されるもので、マーク・レッキーにとって日本初個展。《Fiorucci Made Me Hardcore with SoundSystem(10周年リマスター版)》(1999-2003-2010)と立体作品《Felix the Cat》(2013)の2点で構成されるダイナミックなものだ。

市役所だからこそできる展覧会。鈴木康広「空気の人/分光する庭」(座間市役所)

展示風景より

 神奈川県中部に位置する座間市の市役所1階ロビーと7階展望フロアで、現代美術家・鈴木康広の展覧会「空気の人/分光する庭」が開催されている。会期は2月20日〜26日。会場レポートはこちら

 これまで生活困窮者自立支援事業の施行を契機に、地域の人々と協力しながら「断らない相談支援」に取り組んできた座間市。こうした市しの姿勢の新たな表明として、福祉的な支援を受けていなくとも、生きづらいと感じる人々の存在の認知のための取り組みとして、本展覧会は企画された。

 展覧会では市役所1階ロビーに代表作《空気の人》を浮かばせるとともに、展望フロアで作品展を展開し、鈴木がこれまで手がけてきた作品が並ぶ。また、座間市在住の参加者とのワークショップをもとに協働制作した作品《分光する庭》を展開されている。

会期:2024年2月20日〜26日
会場:座間市役所 1階市民ロビー / 7階展望フロア
住所:神奈川県座間市緑ケ丘1-1-1
電話番号:046-252-8566 
開館時間:8:30~17:30(市役所窓口は〜17:15)
休館日:展示エリアに限り土日祝日も開館予定
料金:無料

沖縄のガンジー、本土初個展。「阿波根昌鴻 写真と抵抗、そして島の人々」(原爆の図 丸木美術館

演習地・十字架の看板を立てて訴える若者 1955

 埼玉県・東松山市の原爆の図 丸木美術館で、企画展「阿波根昌鴻 写真と抵抗、そして島の人々」が開催されている。

 阿波根昌鴻(あはごんしょうこう、1901〜2002)は沖縄戦後、米軍に占領された伊江島で農民たちとともに非暴力の土地闘争を行った人物として知られる。阿波根は「銃剣とブルドーザー」と呼ばれた強制的な土地接収や米軍の横暴、射爆演習場による被害を記録するためにカメラを入手して1955年から島の記録を始めた。島で唯一のカメラを米軍に抵抗する手段とした阿波根は、「乞食行進」と呼ばれる行脚や陳情を展開するなかで沖縄における「島ぐるみ闘争」の一翼を担うようになった。

 本土で初めての展覧会となる本展では、3000枚以上ものネガから新たに制作したデジタルプリント約350点が展示される。「沖縄のガンジー」と呼ばれ、平和運動家として知られる阿波根の写真家としての側面に注目してほしい。

日本画の新たな才能を探せ。「Seed 山種美術館 日本画アワード 2024」(山種美術館

展示風景より

 東京・広尾の山種美術館で日本画の新たな創造を行う画家の発掘と育成を目指す公募展「Seed 山種美術館 日本画アワード 2024 ― 未来をになう日本画新世代 ―」が開催中。会期は3月3日まで。会場レポートはこちら

 本アワードは2016年にスタートし、3年に1度開催されてきた。コロナ禍での2年の延期を経て、今年第3回の実施となり、153点の応募作品が集まった。本展はこのなかから、受賞作品を含めた入選作品全45点を一堂に展示するものだ。

 大賞を受賞したのは北川安希子《囁き―つなぎゆく命》や優秀賞の重政周平《素心蠟梅》など、日本画の可能性を探る展覧会となっている。

会期:2024年2月17日~3月3日
会場:山種美術館
住所:東京都渋谷区広尾3-12-36
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~17:00  
休館日:2月19日、26日
料金:一般 700円 / 学生および未就学児 無料

笑い泣きアイコンが集結。松田将英個展「Laughism」(FOAM CONTEMPORARY

松田将英 The Big Flat Now 撮影=三宅英正(参考作品)

 GINZA SIXにある銀座 蔦屋書店が、店内アートスペース「FOAM CONTEMPORARY」でアーティスト・松田将英による個展「Laughism」を開催する。会期は2月20日~3月6日。

 松田1986年生まれ。2010年からSNS上で匿名のアーティストとして活動を開始。近年の代表作に「The Laughing Man」シリーズがある。同作は、90年代に日本で発明された絵文字のなかから、過去10年間にもっとも使用された「笑い泣き」の絵文字をモチーフとしたもの。「それは知っている:形が精神になるとき」(金沢21世紀美術館、2023)では巨大な笑い泣きのバルーンを展示室いっぱいに展開し、話題を集めた。

 本展では、「The Laughing Man」シリーズを中心に、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで許可されたイメージを用いた絵文字のバルーン作品《The Big Flat Now》や、ヴィジュアルアーティスト・Kai Yoshizawaとのコラボレーションで、3DCGをもとに作成されたプリント作品《The Laughing Man》、キーホルダーなどが展示されている。

会期:2024年2月20日~3月6日
会場:FOAM CONTEMPORARY
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
開館時間:11:00~19:00(初日〜20:00、最終日〜18:00) 
休館日:月 
料金:無料

ついに最終週。「奈良美智: The Beginning Place ここから」(青森県立美術館

展示風景より、《Midnight Tears》(2023)

 日本を代表する美術家として世界的な評価を受ける奈良美智の個展「奈良美智: The Beginning Place ここから」は青森市の青森県立美術館で2月25日まで。展覧会レポートはこちら

 青森県立美術館は98年より奈良の作品収蔵を開始。現在170点を超えるコレクションを有している。「奈良美智: The Beginning Place ここから」は、同館の奈良展としては前回開催された「君や 僕に ちょっと似ている」展(2012-13)以来、約10年ぶりとなる。会場には、これまで公開されてこなかった初期作品から、東日本大震災を経て東北地方に目を向け始めた10年代の作品、そして最新の絵画作品や本展のために制作された新作インスタレーションなどが並び、出身地である青森で作家の全容を明らかにすることを試みている。

 奈良美智というひとりのアーティストが歩んできた道のりをたどりながら、その出発点としての青森という土地を見直す契機ともなりそうな「奈良美智: The Beginning Place ここから」。奈良の作品のイメージが世界中で共有されているからこそ、改めてそのルーツをたどり、新たな座標を示すべきなのだろう。ひとりのアーティストの過去であり、そして未来でもある展覧会だ。

会期:2023年10月14日〜2024年2月25日
会場:青森県立美術館
住所:青森市大字安田字近野185
電話番号:017-783-3000
開館時間:9:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般 1500円 / 高大生 1000円 / 小中学生 無料

ストリート・アートの原点が一堂に。「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」(森美術館

展示風景より

 ポップでカラフルな作風で、シンプルな線と色で描かれた様々なキャラクターによって知られているアメリカ人アーティスト、キース・ヘリング。その大規模個展「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」は森美術館で2月25日まで。会場レポートはこちら

 本展は全6章とスペシャル・トピック「Keith Haring and Japan キース・ヘリングと日本」によって構成。第1章「Art in Transit 公共のアート」で展示されたサブウェイ・ドローイングのほか、アイコニックなモチーフから彫刻、ポスター、大型作品まで合計約150点の作品が紹介されており、ヘリングの様々な側面を知ることができる展覧会となっている。

 さらに本展では、ニューヨークのマルトス・ギャラリーの協力により日本初公開のサブウェイ・ドローイング5点が出品。国内所蔵品を加えて合計7点の作品が一堂に公開されている。

会期:2023年12月9日~2024年2月25日
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
開館時間:10:00〜19:00(金土〜20:00、12月31日~1月3日は11:00~18:00)※入場は閉館の30分前まで ※事前予約制(日時指定券)
休館日:会期中無休
料金:一般 2200円 / 中学・高校生 1700円 / 小学生 700円

漆の美しさの根源を探る。企画展「うるしとともに― くらしのなかの漆芸美」(泉屋博古館東京

展示風景より、《吉野山蒔絵十種香箱》(18-19世紀)

 東京・六本木の泉屋博古館東京で企画展「うるしとともに― くらしのなかの漆芸美」は会期は2月25日まで。会場レポートはこちら

 現在の日常生活において、我々が漆芸品を目にする機会はどのくらいあるだろうか。もしかすると美術館や工芸館で展示されているものを見ることのほうが多いかもしれない。館長・野地耕一郎は、本展の目的を「漆の再発見」にある、と語る。樹液である漆は、接着や修復、被膜など様々な用途があり、とくに東アジアではこれまで連綿と活用されてきた。会場では、様々な場面で使用されてきた住友コレクションの漆芸品の数々から、その魅力が3つの展示室にわたって紹介されている。

 また、近年同館に寄贈された瀬川竹生コレクションの染付大皿の優品も合わせて展示されている。受贈後初めての公開となっているため、この機会にぜひチェックしてほしい。

会期:2024年1月20日〜2月25日
会場:泉屋博古館東京
住所:東京都港区六本木1丁目5番地1号
電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:11:00~18:00(金〜19:00)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月、2月13日 ※ただし2月12日は開館
料金:一般 1000円 / 高大生 800円 / 中学生以下無料

知られざる巨人の全貌。「白井美穂 森の空き地」(府中市美術館

展示風景より

 東京・府中市の府中市美術館で、「白井美穂 森の空き地」が2月25日まで開催されている。

 白井は1962年生まれ。東京藝術大学美術学部で学んだ後、1980年代末から大規模なインスタレーションを旺盛に発表して注目を集める。1993年アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の助成を得てニューヨークに渡り、2006年まで同地を拠点に活動する。帰国後は住み慣れた東京西部に戻り、映像や絵画、立体作品等を制作している。1994年にファーレ立川にパブリックアート《Round Trip》と《Cut》を設置。個展のほかに、「アーティスト・ファイル2008」(2008年 国立新美術館・東京)、「瀬戸内国際芸術祭」(2013年 宇野港・岡山)、「あいちトリエンナーレ」(2013年 愛知県美術館・愛知)等に参加。現在は東京造形大学教授。

 本展は、メディアを自在に横断し旺盛に制作を続ける、白井美穂の美術館初個展。1990年代前半に発表された貴重な立体作品を約30年ぶりに展示するほか、2000年代に入って華麗に展開する絵画を中心に、映像やオブジェを交えて構成し、知られざる巨人の全貌を明らかにする。

会期:2023年12月16日~2024年2月25日
会場:府中市美術館
住所:東京都府中市浅間町1-3(都立府中の森公園内)
電話:050-5541-8600
開館時間:10:00~17:00※入場は16:30まで
観覧料:一般 700円 / 高校・大学生 350円 / 小・中学生 150円

和食展、ふたたび。特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」(国立科学博物館

 東京・上野の国立科学博物館で、特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」が2月25日まで開催されている。

 ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されて10年。世界中でますます注目の高まる和食を、本展ではバラエティ豊かな標本や資料とともに、科学や歴史などの多角的な視点から紹介していく。日本列島の自然が育んだ多様な食材や、人々の知恵や工夫が生み出した技術、歴史的変遷、そして未来まで、身近なようで意外と知らない和食の魅力に迫る。

 さらに、和食とともに発展してきた道具と料理人の繊細な技術、そして四季折々の風景と美しい料理の映像インスタレーションを組み合わせて紹介する「和食の真善美」や、「これって和食?」のアンケート結果をもとに和食とは何かを考え直す企画も行われている。

会期:2023年10月28日~2024年2月25日
会場:国立科学博物館
住所:東京都台東区上野公園7-20
電話:050-5541-8600
開館時間:9:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
観覧料:一般・大学生 2000円 / 小・中・高校生 600円

アートと家具の良い関係。TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展(WHAT MUSEUM)

展示風景より、ピエール・ジャンヌレ「フローティング バックチェア」

 IT分野で活躍しているコレクター・竹内真が収集した現代アートと家具の作品を中心に紹介する展覧会「心のレンズ」は、東京・天王洲にある「WHAT MUSEUM」で2月25日まで。会場レポートはこちら

 約5年前から収集を始めたという竹内。本展ではそのコレクションのなかから、国内外のアーティストによる現代美術の作品33点と、ル・コルビュジエやピエール・ジャンヌレなどがデザインした家具33点が展示されている。

 竹内は本展の開幕に際して次のような言葉を寄せている。「『レンズ』というタイトルの通り、見る人の心のなかにある記憶や経験によって見えてくる風景も違う。複数人で話し合いながら、見えなかったものが見えてくるようになるのは抽象絵画の力だと思い、本展はそのような機会になれば」。ひとりのコレクターが築いてきた現代アートと家具のコレクションを通じ、独自な風景を想像してみてはいかがだろうか。

会期:2023年9月30日〜2024年2月25日
会場:WHAT MUSEUM 2階
住所:東京都品川区東品川 2-6-10 寺田倉庫G号
開館時間:11:00〜18:00(最終入館は17:00まで)
料金:一般 1500円 / 大学生・専門学生 800円 / 高校生以下無料
※同時開催の展覧会の観覧料を含む
※チケットはオンラインにて事前購入可能