田名網敬一 × adidas Originals。3月のコレクション発表に先駆けた新作個展が開催中

グラフィックデザイナーや画家として幅広く活動してきた田名網敬一の個展「Tanaami x adidas Originals」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催されている。本展は、adidas Originalsによる新たなアーティストコラボレーションプロジェクト「adidas gallery」の一環として企画されたもの。会期は3月9日まで。

© Keiichi Tanaami Courtesy of the artists and NANZUKA

 田名網敬一は1936年生まれ。1960年代からグラフィックデザイナー、映像作家、アーティストとして、積極的にメディアやジャンルを横断しながら創作活動を続けてきた。現在、その個展「Tanaami x adidas Originals」が東京・渋谷のNANZUKAで開催中だ。

 本展は、スポーツファッションブランドのadidas Originalsによる新たなアーティストコラボレーションプロジェクト「Adidas gallery」の一環として企画された特別展。田名網は今回のために、「トレフォイル(Trefoil)」と呼ばれるadidas Originals伝統のロゴを配した作品を含む新作16点と、2点の新作立体を発表した。

 なお3月には、adidas Originalsから全9アイテムにわたる「ADICOLOR X TANAAMI」コレクションが発表予定。ブランドの象徴的なモデルである「カリフォルニアTシャツ」や、4年ぶりに復活した「ファイラーバードトラックスーツ」などが、2019年春夏アパレルコレクションとして披露される。

 これまでにもステューシー、ルイ・ヴィトン、ディズニーなど様々なブランドとのコラボレーションを手がけ、アートとファッションの融合を実践してきた田名網。その新作とコラボアイテムを、ぜひこの機会にチェックしてほしい。

編集部

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