書を超えて。紫舟、ラスベガスでの挑戦

NHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字などで知られる書家でアーティストの紫舟(ししゅう)。世界を舞台に活躍する彼女が、米ラスベガスの最高級リゾートホテル「ベラージオ」で1ヵ月半にわたって作品の公開制作を行った。世界最高峰のエンターテインメント都市で、日本の伝統美をベースとする紫舟の作品はどのように受け入れられたのか。制作現場の様子をレポートする。

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世界最大規模。「スミソニアン博物館」の約280万点のデジタルデータが自由利用可に

アメリカ有数の科学、芸術、自然史の博物館群・教育研究機関複合体である「スミソニアン博物館」の約280万点のデジタルコレクション画像やデータが、自由に利用できるようになった。歴史的人物の肖像画から恐竜の骨格の3Dスキャンまで、芸術、科学、歴史などの高解像度画像や研究データを一括してダウンロードできる。

NEWS / HEADLINE

新館長・鷲田めるろが語る十和田市現代美術館のポテンシャル。「日本の美術館界に一石を投じるものになりうる」

青森県十和田市にある十和田市現代美術館に、新館長として鷲田めるろが就任する。金沢21世紀美術館の立ち上げや、あいちトリエンナーレ2019にも関わってきた鷲田は、この地方美術館でどのような指揮を執るのか? また鷲田が思い描く十和田の可能性とは?

INTERVIEW

なぜ柳宗理のプロダクトには温かみがあるのか? 展覧会で見るその美意識

戦後日本を代表するプロダクト・デザイナーとして知られる柳宗理。その多岐にわたる仕事の全貌に迫る展覧会「柳宗理デザイン 美との対話」が、島根県立美術館で開催されている。山陰地方と深い関わりを持ち、小さな生活用品から大型の構造物までをも生み出した柳。その作品群から見える、柳宗理の人物像とは?

INSIGHT

絵画のこれからを占う公募コンクール「FACE 2020」。技法も作風も異なる4点を優秀賞に選出

「年齢・所属を問わず、真に力がある作品」を募集する公募コンクール「FACE(損保ジャパン日本興亜美術賞)」。第8回となる「FACE 2020」では、応募作品875点から入選作品71点が選ばれ、合議制で優秀賞などが選出された(グランプリ該当作品なし)。損保ジャパン日本興亜美術館が新建物に移転して「SOMPO美術館」となる前の最後の展覧会として、全入賞作品71点を展示する「FACE展 2020」が3月1日まで開催されている。

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