弘前れんが倉庫美術館が6月1日よりプレオープン。地域住民対象の事前予約制で

4月11日の開館を予定しながらも、新型コロナウイルスの影響により開館日を延期していた青森・弘前市の弘前れんが倉庫美術館。そのプレオープン日が6月1日に決定した。

弘前れんが倉庫美術館の外観

 新型コロナウイルスの影響により、4月11日の開館が延期となっていた、青森・弘前市の弘前れんが倉庫美術館。同館が、6月1日より事前予約制によるプレオープンを実施することが決まった。

 6月1日から6月15日までは弘前市⺠が対象、6月17日からは⻘森県⺠が対象となり、いずれも事前予約制となる。ウェブサイトの予約フォームか電話にて予約を先着順で受けつけ、30分ごとに20名を定員とする。詳細はウェブサイトから見ることができる。

弘前れんが倉庫美術館の模型  (C) Atelier Tsuyoshi Tane Architects

 プレオープンに伴い、館内ではアルコール消毒液の設置や、換気等の感染症対策を実施。また、来館者にはマスクの着用や感染予防・拡大防止のための協力を仰ぐという。なお、プレオープン期間の終了日は未定。

 弘前れんが倉庫美術館は、明治・大正期に建設された元シードル工場「吉野町煉瓦倉庫」を改修した現代美術館。改修設計を田根剛が担当したことでも話題を集めている。

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