地方独立行政法人大阪市博物館機構は、大阪市立の文化施設について再開日程を発表した。
具体的な日程については、大阪市立美術館が5月26日から本館のみで再開。大阪歴史博物館は6月1日より、大阪市立自然史博物館と大阪市立東洋陶磁美術館は6月2日より再開。また大阪市立科学館は5月21日よりプラネタリウムのみ再開する。
この再開について、同機構はガイドラインを作成。ガイドラインは、「入場条件」「受付・案内」「展示室内」「トイレ」「清掃・消毒」の5項目からなる。
例えば「入場条件」では、HP上に掲出した用紙に入館者情報(名前、連絡先、当日の体温、風邪様の症状や渡航歴の有無)を記載して持参を求めるほか、書類等で感染の恐れのある場合は入館を断ること、また当面のあいだ大阪府外からの来館には自粛を求めることなどを定めた。
また「展示室内」では、滞留人数の制御(総滞留人数を把握し、設定範囲内に制御)と対人距離(2メートルを目安)の確保に努めること、特定展示物への集中を回避する措置を講じるとともに、集団行動や会話を控える注意喚起を表示することなどを挙げている。