
特別展「志村ふくみ 100 歳記念 ―《秋霞》から《野の果て》まで―」(大倉集古館)開幕レポート。自然、物語、感情、すべてが染織になる
人間国宝の染織家・志村ふくみの足跡をたどる特別展「志村ふくみ 100 歳記念 ―《秋霞》から《野の果て》まで―」が、東京・虎ノ門の大倉集古館で開幕した。会期は2025年1月19日まで。

人間国宝の染織家・志村ふくみの足跡をたどる特別展「志村ふくみ 100 歳記念 ―《秋霞》から《野の果て》まで―」が、東京・虎ノ門の大倉集古館で開幕した。会期は2025年1月19日まで。

千葉県市原市にある市原湖畔美術館で開催中に「かみがつくる宇宙―ミクロとマクロの往還」(〜2025年1月13日)。本展の狙いを企画者であり市原湖畔美術館館長代理の前田礼に聞いた。

サントリー美術館で、「儒教のかたち こころの鑑 一日本美術に見る儒教一」展が開催される。儒教の教えが日本社会に根付き、各時代の美術作品に反映されてきた様子をたどるものだ。会期は11月27日〜2025年1月26日。

大阪中之島美術館で企画展「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」が来年3月20日より開催。それに先立ち、展覧会に関する詳細が発表された。

過去2期にわたり、累計116万人が来場した「デザインあ展」。これをアップデートした「デザインあ展neo」が、2025年春にTOKYO NODEで開催される。

三菱UFJ フィナンシャル・グループが、工芸の伝統と革新を支援する「MUFG 工芸プロジェクト」の一環として、 若手工芸作家の作品展示・販売機会等を支援する「KOGEI ARTISTS LEAGUE」を開催する。

広島市現代美術館で、地元出身の作家・原田裕規による美術館初の大規模個展「原田裕規:ホーム・ポート」が開催される。会期は11月30日〜2025年2月9日。

東京・八重洲のアートセンターBUGで、吉田志穂による個展「印刷と幽霊」が12月1日まで開催中だ。主に写真プリントやプロジェクターで投影したイメージを作品素材に用いてきた吉田が、今回初めて挑んだのは「印刷物」だった。本記事では、展覧会の告知物デザインのみならず、本展全体に深くコミットしたデザイナー・小池俊起と吉田による対談をお送りする。ふたりが展示に込めた意図と、目指した地点はどのようなものだったのだろうか。

スウェーデン国立美術館の素描コレクションから、ルネサンスからバロックまでの名品を選りすぐって紹介する展覧会「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで」が国立西洋美術館で開催される。会期は2025年7月1日〜9月28日。

ナチス・ドイツが略奪したエゴン・シーレの絵画《ひまわり》。その数奇な運命を巡る実話に基づいた映画『オークション ~盗まれたエゴン・シーレ』が、2025年1月10日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかにて全国ロードショーされる。

2025年1月のグランドオープンに向けて、2018年より解体・新築工事を行ってきたGinza Sony Park。工事中の同施設を舞台に、玉山拓郎、SHUN SUDO、山口幸士といった、Ginza Sony Parkにゆかりのあるアーティストらの作品を展開する「ART IN THE PARK(工事中)」が12月1日まで開催されている。

アルフォンス・ミュシャの作品が最先端のプロジェクション技術で蘇る没入型展覧会「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」が、渋谷ヒカリエにて開催される。会期は12月3日〜2025年1月19日。

東京・六本木の国立新美術館が、来年3月からの「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」の開催費用の一部をクラウドファンディングで募集している。

世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」。その第35回受賞者がオークラ東京に会し、記者会見と記者懇談会を行った。

世田谷文学館で、マンガ家・士郎正宗による自身初の大展覧会「士郎正宗の世界展 ~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~」が開催される。会期は2025年4月12日〜8月17日。

第47回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2024年10月号の「ライプツィヒ」では、ライプツィヒ造形美術館で開催された「リーク。パイプラインの終わり」を取り上げる。ドイツ・ロシア間をつなぐパイプラインから掘り起こされる両国の歴史と共犯関係にフォーカスした本展を、河内秀子が読み解く。

第10回
日本全国にあるミュージアムが販売するオリジナルのミュージアムグッズ。編集部がとくに気になるものを館ごとにピックアップしてご紹介する。

第46回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2024年10月号の「グラスゴー/ダブリン」では、パンデミック以降新たな体制で開催されることとなった芸術祭「グラスゴー・インターナショナル2024」と、アイルランド写真美術館で開催された「岡村昭彦:他者の記憶」を取り上げる。

「美しき時代」と訳すことができる「ベル・エポック」。19世紀末から20世紀初頭にかけてのパリの繁栄を意味する言葉だ。この時代はなぜ生まれ、なぜ多くの才能が集まったのか?

チェン・ウェイは、現代中国を代表する80年代生まれのアーティストで、北京を拠点に写真を主な表現手段として活動している。7月には東京都写真美術館のグループ展「TOP Collection 見ることの重奏」に参加し、現在は4年ぶりとなる東京での個展「Sleepless Tonight」をオオタファインアーツとオオタファインアーツ7CHOMEで開催中のチェンにインタビューを行った。