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イルミネーションと一緒に巡りたいアートスポット(都内)【3/3ページ】

「お台場イルミネーション“YAKEI”」(お台場)と「国際美術展 TOKYO ATLAS」

 東京・お台場の商業施設「デックス東京ビーチ」では、お台場の夜景を彩る「お台場イルミネーション“YAKEI”」が通年で開催されている。高さ約20メートルのツリーを中心に、東京タワーやレインボーブリッジなど東京湾の夜景が一望できる、最高のロケーションだ。

「お台場イルミネーション“YAKEI”」
草間彌生の《ヤヨイちゃん》(2012/2023)、《宇宙へ行って見た愛の花束》(2021) Courtesy of Ota Fine Arts, ©YAYOI KUSAMA 撮影:守屋友樹 写真提供:国際美術展「TOKYO ATLAS」広報事務局

  今年、お台場を含む東京湾岸エリアを舞台とする国際美術展「TOKYO ATLAS」(〜12月20日)が初開催されている。本展は、東京ならではのアートを媒介とした多様な価値観との出会いや、交流が生まれるプラットフォームの創出を目指し、開催が決定した。会場は、台場エリア(台場公園、お台場海浜公園)、青海エリア(テレコムセンタービル、青海南ふ頭公園、地下駐車場、東京国際ターミナル、TOKYOミナトリエ)、天王洲エリア(アイルしながわ、WHAT MUSEUM)で構成され、歴史と先端的なアートの出会いや、都市の風景、インフラ、場所性についての考察を促す作品が複数エリアにまたがって展開されている。

会場:台場公園・お台場海浜公園、 テレコムセンタービル、青海南ふ頭公園、地下駐車場(青海南ふ頭公園内)、東京国際ターミナル、TOKYOミナトリエ、アイルしながわ、WHAT MUSEUMなど
住所:東京都港区台場1-10-1(台場公園)
休館日:月(ただし、11月23日は開場)、11月24日

「東京スカイツリータウン®ドリームクリスマス2026」(押上)とすみだ北斎美術館

 東京スカイツリータウンでは、「星に願いを」をコンセプトにしたイルミネーション「東京スカイツリータウン®ドリームクリスマス2026」(~12月25日)を開催している「STAR LIGHTGOLD」と名付けたゴールドカラーを基調にしたライトでタウン全体を彩り、世界一高いクリスマスツリーに見立てた東京スカイツリーとともに特別なクリスマス空間を演出する。

スカイアリーナ「WISH UPON A STAR TREE」 ©TOKYO-SKYTREETOWN

 東京スカイツリータウンからバスで15分強のところにあるのが、すみだ北斎美術館だ。同館は、浮世絵師・葛飾北斎の作品を展示する美術館として開館し、建築家・妹島和世が設計を手がけた。同館では、開館10周年記念した特別展「ベスト オブ すみだ北斎美術館ー隅田川両岸景色図巻と名品ー」(〜11月23日)が開催中。未公開作品、新規収蔵作品も含む厳選されたコレクション作品が紹介されている。

住所:東京都墨田区亀沢2-7-2
開館時間:9:30~17:30
休館日:月(祝日の場合は翌平日)、年末年始

「府中まんなかイルミ2026」(府中)と府中市美術館

 京王線府中駅南口のペデストリアンデッキを中心にイルミネーションが展開される「府中まんなかイルミ2026」が今年も開催される。期間は11月19日〜12月25日。シンボルとなる高さ約5メートルのクリスマスツリーも見どころのひとつだ。

府中観光協会HPより
ジョセフ・ダルトン・フッカー《ウォルター・フッド・フィッチ マグノリア・カンベリィ(モクレン科)(『ヒマラヤ植物図譜』より)》(1855)Photo ©️Brain Trust Inc.

 府中駅からバスで10分のところにある府中市美術館では、「花の肖像画」として鑑賞される「植物画」に焦点を当てた「花のある暮らし ボタニカルアートとデザイン」(〜11月29日)が開催中。同展の会期後は、郵政博物館所蔵資料を中心に、明治時代の絵画から戦後美術に至るまで、美術と郵便との多様な関わりを紹介する「郵便と/の美術」(12月12日〜2027年2月21日)が開催される予定だ。

住所:東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内 府中市美術館
開館時間:10:00~17:00
休館日:月

「秋の夜散歩 2026」(国営昭和記念公園)とPLAY! MUSEUM

 多くのイルミネーションがクリスマスシーズンに向けて開催されるのに対し、立川の国営昭和記念公園では「公園の財産を生かし、夜の公園の魅力を伝えたい」という意図で「秋の夜散歩(あきのよさんぽ)」を開始した。「かたらいのイチョウ並木」「日本庭園」、イチョウ、水路、噴水が織りなす空間「カナール」がライトアップされる本イベントは今年で開催7年目を迎える。期間は11月29日まで。

日本庭園のライトアップの様子
きくちちき『しろとくろ』(講談社、2019 )©︎Chiki Kikuchi ※禁転載

 国営昭和記念公園に隣接しているのが、PLAY! MUSEUMだ。同館は「絵とことば」をテーマにした新しい美術館で、絵本を中心に、マンガやアートまでを扱った本格的な展覧会を行っている。現在は、絵本作家・きくちちきの初の大規模巡回展である「絵本作家 きくちちき展 いきもの Rhapsody」(〜12月13日)が開催中。高さ3メートルの描き下ろし30点からなる巨大な「空間絵本」も見どころのひとつだ。

住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 PLAY! MUSEUM
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:無休(展示の入替え、年末年始を除く)