Eルート|渋谷から恵比寿へ、アートとデザイン、写真を楽しむ
渋谷や南青山、中目黒などのカルチャースポットから、目黒・恵比寿の美術館まで、アートやデザイン、写真など多彩な表現に出会えるルート。
渋谷のNANZUKAでは、戦後に「きいちのぬりえ」で人気を博した蔦谷喜一の展覧会「蔦谷喜一展 〜曽田コレクション〜」を開催中。1985年以降に日本画の技法で制作された「童女百態シリーズ」から、国内未発表の肉筆画約50点を紹介し、日本のサブカルチャーの先駆者としての活動を振り返る。

中目黒の青山目黒では、「日本国憲法展 2026」を開催。無人島プロダクションとの2会場で展開される本展は、日本国憲法の条文と美術作品を組み合わせ、現代社会や日常生活を新たな視点から捉え直す試みだ。
目黒の東京都庭園美術館では、「マリメッコ展 模様のちから」を開催している。フィンランドを代表するデザインハウスの歴史を、ドレスやファブリック、制作資料などからたどる。重要文化財である旧朝香宮邸のアール・デコ建築と、鮮やかなプリントデザインの共演も見どころ。

恵比寿の東京都写真美術館では、「デュエット――アジアン・コンテンポラリー」を開催中。中国の写真施設「三影堂・厦門」との共同企画により、日本と中国の新進・中堅作家を紹介。経済格差や自然災害、ジェンダーなど、両国に共通する社会的なテーマを写真表現から考察する。
なお、南青山には、アートウィーク東京の期間限定ポップアップバーAWT BARが登場。建築家・伊東加恵が設計する空間「KURU KURU」で、LA & LEによるフードや、青柳菜摘、須田悦弘、森万里子が考案した限定カクテルを楽しめる。
Fルート|六本木から青山、初台へ、多彩な表現を横断する
六本木や青山、表参道の文化施設から初台の美術館まで、漫画や映像、メディアアート、現代美術など幅広い表現に出会えるルート。
六本木の国立新美術館では、「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」を開催している。少女漫画の黄金期を築いた3人の巨匠の画業を、代表作の原画や貴重な資料から振り返り、少女漫画が切り開いてきた表現の可能性を探る。

青山一丁目のspace Unでは、シエラレオネ出身のアーティスト、ジュリアンノックスの日本初個展「HOW MUCH LIGHT MUST I CONSUME?」を開催。英国のキュレーター、エコウ・エシュンが監修し、アフリカとディアスポラの歴史を背景に、映像や音楽、詩を通じて記憶や移住、帰属意識を問い直す。コモロ諸島の子守唄に着想を得た映像作品にも注目したい。
外苑前のワタリウム美術館では、メディアアートの先駆者ナムジュン・パイクの没後20年を記念した「じゅげむ展」を開催中。同館との長年の協働から生まれた作品を中心に、「森」「縁」「心」をキーワードとして、ユーモアと批評性を兼ね備えた表現を紹介する。

初台の東京オペラシティ アートギャラリーでは、「種と根っこ─都市の耕し方」を開催している。浅野友理子、今村文、西條茜、䑓原蓉子らの作品を通じて、都市化や環境変化のなかで人間と自然がいかに関係を結び直せるのかを探る。
表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京では、東京、北京、ミュンヘンの3都市で同時開催されるプログラム「In Situ 2」を展開。「居場所」をテーマに、パフォーマンスやトーク、参加型アクティビティを通じて、アーティストと来場者の新たな対話を生み出す。



















