庭園を楽しむ
「NEZUCAFÉ」(根津美術館)
根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎(1860~1940)が蒐集した日本・東洋の古美術品コレクションを保存・展示するため、1941年に南青山で開館した。国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件を含む約7400件の古美術を収蔵している。和風家屋を思わせる大屋根が印象的な本館は、2009年に隈研吾の設計により新創。本館前に広がる4棟の茶室を含む1万7000平方メートルにおよぶ緑豊かな庭園散策も、同館を訪れる楽しみのひとつだ。

同館の庭園内にあるのが「NEZUCAFÉ」。大きなガラス窓越しに四季折々の庭園の様子を眺めることができる。古美術の世界を堪能したあと、緑を眺めながら心落ち着く時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
住所:東京都港区南青山6-5-1
営業時間:10:00~16:30(ラストオーダー[フード]15:00[ドリンク]16:00)
※入館者のみ利用可能
「喫茶室 翆」/「喫茶室 大観」(足立美術館)
足立美術館は、地元出身の実業家・足立全康が収集したコレクションをもとに、1970年に開館。横山大観らの近代から現代の日本画をはじめ、北大路魯山人の書画や、陶芸、童画、木彫、漆芸など総数約2000点のコレクションを所蔵している。また、館の建物を囲むように広がる5万坪の日本庭園は、アメリカの日本庭園専門誌において「庭園日本一」に選出。フランスの旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では、山陰唯一の「三つ星」と評価されている。

広い館内には2つの喫茶室「喫茶室 翆」と「喫茶室 大観」がある。「喫茶室 翆」では、枯山水庭を一望しながらコーヒーや紅茶などの飲物やデザートを味わえる。いっぽうの「喫茶室 大観」は、水量豊かな池庭に囲まれた喫茶室。ケーキや甘味メニューのほか、しまね和牛を使用したビーフカレーや笹巻きおこわなどの軽食も用意されており、気分やシーンにあわせて使い分けられる。どちらを選ぶにせよ、最高のシチュエーションで庭園を眺められることは間違いなさそうだ。
住所:島根県安来市古川町320
営業時間:9:00〜17:30(10〜3月は〜17:00)
※入館者のみ利用可能
「TEIEN Restaurant comodo」(東京都庭園美術館)
東京都庭園美術館は、1983年の開館以来、33年に建設されたアール・デコ様式の旧朝香宮邸とその空間を活かした展覧会、そして緑豊かな庭園が調和したユニークな美術館として親しまれてきた。新館の改築、茶室や庭園の整備、レストランの新築などを経て、2018年3月に総合開館した。その名の通り、敷地内の、芝生が広がり開放感のある「芝庭」、茶室も備わっている和の情緒にあふれた「日本庭園」、春にはワシントン桜が楽しめる「西洋庭園」の3つの庭園も見どころのひとつ。

同館の正門横にあるレストラン「comodo」では、イタリアンとフレンチが融合した料理を、窓外に広がる四季折々の景色とともに楽しめる。二方が全面ガラス張りになっており、目の前に広がる緑のなかで食事をしているような感覚を味わえるのも魅力だ。目黒通りから正門を入ってすぐの場所に位置しており、レストラン単体での利用も可能となっている。
住所:東京都港区白金台5丁目21-9
営業時間:[ランチ]11:00〜15:00(ラストオーダー14:00)[カフェ]15:00〜16:30(ラストオーダー[食事]15:30[ケーキ、ドリンク]16:00)[ディナー]17:30〜21:00(ラストオーダー20:00)
定休日:月(祝日の場合はその翌日)
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