EXHIBITIONS
河原温
東京・麻布十番のTake Ninagawaで、河原温(1932〜2014)による個展が開催されている。会期は10月3日まで。
日常の時間や存在を主題に、反復的な行為と記録を通してコンセプチュアル・アートを展開した河原。本展では、「I Got Up」(1968〜79)シリーズを紹介する。
同シリーズは、12年間にわたり河原が友人や家族、コレクター、同僚らへ送り続けたポストカード作品だ。カード一枚一枚には、本人がベッドから起き上がった時刻がスタンプで印字されており、量産品であるポストカードと郵便制度、反復するスタンプ行為を通して、日常のもっとも私的な出来事を社会的なシステムのなかに位置づけるとともに、時間の経過そのものに物質性を与えている。
また、本シリーズの名宛人には、マン・レイと親交の深かったアーティスト兼ギャラリストのウィリアム・コプリーらも含まれる。同時開催のマン・レイ展とあわせて、シュルレアリスム、コンセプチュアル・アート、そして郵便という日常的なシステムが織りなす芸術的ネットワークのなかで、河原の実践を考察する機会となっている。
日常の時間や存在を主題に、反復的な行為と記録を通してコンセプチュアル・アートを展開した河原。本展では、「I Got Up」(1968〜79)シリーズを紹介する。
同シリーズは、12年間にわたり河原が友人や家族、コレクター、同僚らへ送り続けたポストカード作品だ。カード一枚一枚には、本人がベッドから起き上がった時刻がスタンプで印字されており、量産品であるポストカードと郵便制度、反復するスタンプ行為を通して、日常のもっとも私的な出来事を社会的なシステムのなかに位置づけるとともに、時間の経過そのものに物質性を与えている。
また、本シリーズの名宛人には、マン・レイと親交の深かったアーティスト兼ギャラリストのウィリアム・コプリーらも含まれる。同時開催のマン・レイ展とあわせて、シュルレアリスム、コンセプチュアル・アート、そして郵便という日常的なシステムが織りなす芸術的ネットワークのなかで、河原の実践を考察する機会となっている。

