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INSIGHT - 2018.8.8

夏休みは美術館へ!
縄文土器からチームラボまで、
注目の展覧会をピックアップ
【大人も子供も楽しめる編(1)】

夏休みはアウトドアや芸術祭だけではなく、美術館へ展覧会を見に行くのも楽しみのひとつ。日本各地で開催されている展覧会のなかから、編集部が注目する展覧会を地域ごとに5つずつピックアップ! 第4弾は子供も大人も一緒に楽しめる展覧会に注目し、なかでも首都圏の展覧会を紹介する。

企画展「デザインあ展 in TOKYO」展示風景より「概念のへや」の「じかん」

企画展「デザインあ展 in TOKYO」展示風景より「概念のへや」の「じかん」

縄文時代の生活を想像する
「縄文―1万年の美の鼓動」
(東京国立博物館)

展示風景より《火焔型土器・王冠型土器》(新潟県野首遺跡出土 縄文時代中期 十日町市博物館蔵)

 上野・東京国立博物館では、縄文時代の国宝全6件が集結している「縄文―1万年の美の鼓動」展が開催中だ。

 《火焔型土器》や《遮光器土偶》といった有名な作例をはじめ、様々な個性あふれる出土品の数々が紹介されている本展。縄文時代の人々の生活の知恵が垣間見れる作例や、祈りを捧げるためにつくられた人間や動物の土偶のユニークなかたち。子供も大人も楽しみながら縄文時代を学ぶことができるだろう。

丨特別展「縄文―1万年の美の鼓動」

会期:2018年7月3日~9月2日
会場:東京国立博物館 平成館
住所:東京都台東区上野公園13-9
電話番号:03-5777-8600
開館時間:9:30〜17:00(金土〜21:00、日〜18:00) ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月 ※ただし8月13日は開館
料金:一般 1600円 / 大学生 1200円 / 高校生 900円 / 中学生以下無料

 

身のまわりの「デザイン」に目を向ける
「デザインあ展」
(日本科学未来館)

展示風景より《たまごの変身》パーフェクトロン

 身のまわりに意識を向け(みる)、どのような問題があるかを探り出し(考える)、よりよい状況をうみだす(つくる)という一連の思考力と感性を「デザインマインド」ととらえ、多彩な映像表現を用いて子供たちに伝えてきたNHK Eテレの番組「デザインあ」。その世界観を全身で楽しめる「デザインあ展」待望の第二弾が、東京・お台場の日本科学未来館に巡回中だ。

 前回展から内容を一新した本展は、日常生活の様々な場面に潜んでいるデザインに気づかされると同時に、感覚的に「デザインマインド」を学べる内容となっている。 

丨企画展「デザインあ展 in TOKYO」

会期:2018年7月19日~10月18日
会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
住所:東京都江東区青海2-3-6
電話番号:03-5777-8600
開館時間:10:00〜17:00(土、祝前日、8月10日から18日 〜20:00、常設展 〜17:00)※入場は閉館の30分前まで
料金:19歳以上 1600円 / 小学生~18歳以下 1000円 / 3歳~小学生未満 500円 / 2歳以下無料
休館日:火(8月14日、8月21日、8月28日は開館)

 

ユニークな造形とその表情を楽しむ
「ブラジル先住民の椅子」
(東京都庭園美術館)

展示風景。クッションに座り、動物たちと同じ目線で見ることができる

 一風変わった、しかし見る人をとりこにしてしまうような展覧会が、白金台・東京都庭園美術館にて開催されている。日本ではこれまであまり紹介されてこなかった「ブラジル先住民の椅子」に焦点を当てた展覧会だ。

 本展では、南米大陸、ブラジル北部のアマゾン河やシングー川流域で暮らす先住民の人々がつくる個性豊かな椅子を約90点紹介。それらの椅子を庭園美術館の空間と融和させているのが、建築家・伊東豊雄による空間構成だ。

 様々な動物たちの個性豊かなユニークな造形と表情を楽しめる展覧会。庭園美医術館の空間とともに親子でゆっくりと観賞できる。

丨ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力

会期:2018年6月30日〜9月17日
会場:東京都庭園美術館
住所:東京都港区白金台5-21-9
電話番号:03-5777-8600
開館時間:10:00〜18:00(7月20日〜8月31日までの毎週金曜日は21:00まで開館)※入館は閉館の30分前まで
休館日:第2・第4水曜日
料金:一般 1200円 / 大学生・専門学生 960円 / 中・高校生・65歳以上 600円

 

ちひろの世界をインタラクティブに全身で楽しむ
いわさきちひろ生誕100年「Life展」
あそぶ plaplax
(ちひろ美術館・東京)

plaplax 絵を見るための遊具 2018 撮影=森本菜穂子

 いわさきちひろの生誕100年を迎えた今年は、東京ステーションギャラリーで大規模回顧展が開催されているほか、東京と長野県・安曇野のちひろ美術館では「Life」をテーマに、様々な分野の作家とのコラボレーション展覧会を年間を通して企画。写真家・石内都をはじめ、ファッションブランド・spoken words projectなど多岐にわたる作家が参加している。

 夏休み期間中のちひろ美術館・東京では、アートユニット・plaplaxが「あそぶ」をキーワードに、体験型の作品を発表。映像を駆使し、ちひろの絵の中に入って遊べる「絵のなかの子どもたち」や、ちひろの絵本を体で楽しむ「絵を見るための遊具」といった参加型の作品によって、ちひろの世界を全身で感じることができる展覧会だ。 

丨いわさきちひろ生誕100年「Life展」あそぶ plaplax

会期:2018年7月28日〜10月28日
会場:ちひろ美術館・東京
住所:東京都練馬区下石神井4-7-2
電話番号:03-3995-0612
開館時間:10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで 
休館日:月(祝休日は開館、翌平日閉館) ※8月10日〜20日は無休
料金:大人 800円 / 高校生以下無料

 

世界に類をみない、チームラボのデジタルアートミュージアム
MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:
EPSON teamLab Borderless

チームラボ 花の森、埋もれ失いそして生まれる 2018

 6月の開館以来、話題を集めているチームラボのデジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM:EPSON teamLab Borderless」。約1万平方メートルを誇る施設面積のなかで、圧倒的なスケール感と多様な空間構成によって来場者を魅了している。大人も子供も楽しめる、新たな東京の名所と言えるだろう。

 なお、チームラボは2020年まで「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」を東京・豊洲で開催中。こちらもあわせてチェックしたい。

丨MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless

住所:東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン
開館時間:11:00〜19:00(金・祝前日〜21:00)、土10:00〜21:00、日・祝 10:00〜19:00※最終入館はぞれぞれ閉館の1時間前まで
※2018年8月1日〜9月2日は10:00〜22:00
料金:一般 3200円 / 4歳〜中学生 1000円