世界を開くのは誰だ？

　豊田市美術館が6月1日のリニューアルオープンを記念して、同館のコレクションの中から選りすぐりの名品をはじめ、新収蔵品を含む約150点を全館を使って大規模に展示する。

　本展のキーワードは「世界を開く」。この壮大な課題に挑む表現の数々を「身体」「日常」「歴史・記憶・社会」「まだ見ぬ世界」の4つのテーマに分けて紹介し、世界を開く糸口として作品と鑑賞者が対話できるきっかけとする。

　出品作家は、草間彌生、村上隆、会田誠、李禹煥、高松次郎、白髪一雄、岡崎和郎、中村一美、田中功起、村上友晴、櫃田伸也、塩田千春、イケムラレイコ、日高理恵子、村瀬恭子、坂本夏子、佐藤克久、下道基行、加藤翼、藤田嗣治、サルバドール・ダリ、ルネ・マグリット、アルベルト・ジャコメッティ、フランシス・ベーコン、クリスト、イヴ・クライン、加藤泉、森村泰昌、Chim↑Pom、金氏徹平、村瀬恭子、ミヤギフトシ、石原友明、松江泰治、国吉康雄、岸田劉生、長谷川繁、横山大観、河井寬次郎、吉本作次らほか多数。

　なお会期初日の6月1日、2日はリニューアルオープンを記念して、全館を無料で開放する。