ARTISTS
イケムラレイコ
Leiko Ikemura
イケムラレイコは1951年三重県生まれ。ベルリン在住。大阪外国語大学でスペイン語を学んだ後、72年にセビリア美術大学に留学。以降、スイスやドイツなどヨーロッパを主な活動拠点としてきた。
キャンバス地を生かした薄塗りの絵画に加え、彫刻、ドローイングなど多岐にわたる作品を制作。闇のなかに横たわる少女像や自然の風景、有機的なかたちを持つ名もない生物などをモチーフに、「生と死」「理性と本能」「西洋と東洋」といった対立する要素のゆらぎを表現、人間の存在を根源的に問い続けてきた。
また、エコロジカルな観点から、彫刻の素材は土に返りやすい粘土を選び、ドローイングでは木炭やパステルなどシンプルな素材を用いている。2009年には画家を対象としたアウグスト・マッケ賞、14年にはケルンファインアート賞を受賞。1991年よりベルリン芸術大学教授。主な個展に「イケムラレイコ うつりゆくもの」(東京国立近代美術館、2011)、「イケムラレイコ PIOON」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡、2014)など。
キャンバス地を生かした薄塗りの絵画に加え、彫刻、ドローイングなど多岐にわたる作品を制作。闇のなかに横たわる少女像や自然の風景、有機的なかたちを持つ名もない生物などをモチーフに、「生と死」「理性と本能」「西洋と東洋」といった対立する要素のゆらぎを表現、人間の存在を根源的に問い続けてきた。
また、エコロジカルな観点から、彫刻の素材は土に返りやすい粘土を選び、ドローイングでは木炭やパステルなどシンプルな素材を用いている。2009年には画家を対象としたアウグスト・マッケ賞、14年にはケルンファインアート賞を受賞。1991年よりベルリン芸術大学教授。主な個展に「イケムラレイコ うつりゆくもの」(東京国立近代美術館、2011)、「イケムラレイコ PIOON」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡、2014)など。