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Chim↑Pom

Chim-Pom

2005年に東京で結成されたアート・コレクティブ。メンバーはエリイ、卯城竜太、林靖高、水野俊紀、岡田将孝、稲岡求の6人。08 年に広島市の上空に飛行機雲で「ピカッ」という文字を描いたパフォーマンス《ヒロシマの空をピカッとさせる》(2009)をはじめ、現代社会に全力で介入した強い社会的メッセージを持つ作品を次々と発表。東日本大震災直後の11年日には、東京・渋谷マークシティー連絡通路に設置されている岡本太郎のパブリックアート《明日の神話》(1968-69)に原子力発電所事故を想起させる絵をゲリラで付け足し、書類送検にまで発展した(その後不起訴)。15年には、東京電力福島第一原発事故による帰還困難区域内で、封鎖が解除されるまで「観に行くことができない」国際展「Don’t Follow the Wind」の発案と立ち上げを行い、作家としても参加。16年には歌舞伎町で取り壊し予定のビル1棟を使った個展「また明日も観てくれるかな?」を開催した。近年は「ボーダー」をテーマにしたプロジェクトも展開しており、17年には、メキシコとアメリカの国境沿いで制作したプロジェクト「The other side」を発表。主な受賞に15年「Prudential Eye Awards」Best Emerging Artist of the Yearなど。「Chim↑Pom」(MoMA PS1、ニューヨーク、2011-12)、「SUPER RAT」(Saatchi Gallery、ロンドン、2015)、「Non Burnable」(Dallas Contemporary、ダラス、2017)など海外個展も多い。また、自身のアーティスト・ラン・スペースとして高円寺で「Garter」を運営。様々なアーティストの企画展も開催している。