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会田誠

Makoto Aida

会田誠

「GROUND NO PLAN」会場風景

「GROUND NO PLAN」会場風景

「GROUND NO PLAN」会場風景

「GROUND NO PLAN」会場風景

「GROUND NO PLAN」会場風景

「会田誠展:天才でごめんなさい」会場風景

 1965年新潟県出身。89年東京藝術大学油画専攻卒業後、同大学院修了。絵画作品を中心に、映像や立体、マンガ、パフォーマンスなど様々なメディアを用いた作品を通して、美術制度や現代社会に批評的なまなざしを向ける。

 作品のモチーフは美少女、暴力、戦争、エログロなど多岐にわたり、代表作のひとつ《紐育空爆之図(戦争画RETURNS)》(1996)では、戦国〜江戸時代に描かれた「洛中洛外図屏風」の構図をベースに、京都の景観をマンハッタンに、螺鈿のきらめきを、零式艦上戦闘機をかたどるホログラム・ペーパーへと置き換え描画。本作は「仏画や絵巻の火焔表現、加山又造の《千羽鶴》をふまえた20世紀末の『戦争画』と称すべき作品」(*1)とも評される。

 また2018年の個展「GROUND NO PLAN」(青山クリスタルビル)では、都市開発へのアンチテーゼとして「セカンド・フロアリズム(2階建て主義)」を宣言。大規模なインスタレーションを通して「都市計画」の概念への批判を示した。こうした個人の活動に加え、小沢剛、大岩オスカールら昭和40年生まれのアーティストと結成した「昭和40年会」などグループでの活動も行う。主な個展に「会田誠展:天才でごめんなさい」(森美術館、2012)、「ま、Still Aliveってこーゆーこと」(新潟県立近代美術館、2015)。

脚注
* 1──『現代アート事典 モダンからコンテンポラリーまで……世界と日本の現代美術用語集』(美術出版社、2009)より