EXHIBITIONS
木村亜津、冨田秀一郎、前川紘士「滞留」
Gallery PARCで、木村亜津、冨田秀一郎、前川紘士による展覧会「滞留」が開催される。
「滞留」は、美術作家・木村亜津と前川紘士、生物学者・冨田秀一郎による自主企画展だ。本企画のメンバーは、2021年からの3年間、科学者と美術作家の交流を促すプログラム「ファンダメンタルズ プログラム」に参加した際に出会い、木村と冨田、前川と冨田のそれぞれがペアを組み、個別に交流を重ねてきた。交流のペースや内容はそれぞれのペアで異なるが、手探りのやり取りのなかから少しずつ他者と共有できる/してみたいと思う断片が生まれてきている。
展覧会タイトルの「滞留」とは、本企画を表す言葉として三者が共通して適っているととらえた言葉だ。英語に訳した"STAGNATE"には、"停滞"や"淀み"といったネガティブな印象を与える意味もあるが、もとの流れからいったん距離を取り、アイディアやイメージを漂わせることは、新たな想像や実践を育む機会にもつながる。
本展では、それぞれの交流から生まれたものを来場者と共有するとともに、通常のスピードでは流れ過ぎていってしまうものを一時的に留め、留まったもの同士の邂逅や新たな相互作用が生まれることが期待される。
「滞留」は、美術作家・木村亜津と前川紘士、生物学者・冨田秀一郎による自主企画展だ。本企画のメンバーは、2021年からの3年間、科学者と美術作家の交流を促すプログラム「ファンダメンタルズ プログラム」に参加した際に出会い、木村と冨田、前川と冨田のそれぞれがペアを組み、個別に交流を重ねてきた。交流のペースや内容はそれぞれのペアで異なるが、手探りのやり取りのなかから少しずつ他者と共有できる/してみたいと思う断片が生まれてきている。
展覧会タイトルの「滞留」とは、本企画を表す言葉として三者が共通して適っているととらえた言葉だ。英語に訳した"STAGNATE"には、"停滞"や"淀み"といったネガティブな印象を与える意味もあるが、もとの流れからいったん距離を取り、アイディアやイメージを漂わせることは、新たな想像や実践を育む機会にもつながる。
本展では、それぞれの交流から生まれたものを来場者と共有するとともに、通常のスピードでは流れ過ぎていってしまうものを一時的に留め、留まったもの同士の邂逅や新たな相互作用が生まれることが期待される。