EXHIBITIONS
荒川朋子「土産 / Souvenir」
京都 蔦屋書店で、荒川朋子による個展「土産 / Souvenir」が開催される。
荒川朋子は京都出身で、現在も京都を拠点として制作を行う。荒川の作品は一つひとつに毛が植えられ、独特の個性を放っている。幼少からふわふわ、ふさふさしたものを愛していた荒川は、ぬいぐるみなどのかわいいものだけでなく、髪やひげ、体毛などにも同時に惹かれる2つの側面を持ちあわせており、木彫での制作を始めた頃から作品にも毛を「生やさずにはいられなかった」と語る。作品に毛を生やしたい、しかし同時に生やすという行為が恥ずかしい。そう葛藤したうえで現在のスタイルに至っている。
本展ではフェティッシュかつ、どことなく畏怖や神聖さを感じさせるこうした作品世界を、日本のお土産としても愛される「こけし」に反映させた作品などを展示。クスを素材に形づくったモチーフにもっとも似あうと荒川が感じる毛で覆われた作品は、思わず触りたくなる誘惑に満ちている。
荒川朋子は京都出身で、現在も京都を拠点として制作を行う。荒川の作品は一つひとつに毛が植えられ、独特の個性を放っている。幼少からふわふわ、ふさふさしたものを愛していた荒川は、ぬいぐるみなどのかわいいものだけでなく、髪やひげ、体毛などにも同時に惹かれる2つの側面を持ちあわせており、木彫での制作を始めた頃から作品にも毛を「生やさずにはいられなかった」と語る。作品に毛を生やしたい、しかし同時に生やすという行為が恥ずかしい。そう葛藤したうえで現在のスタイルに至っている。
本展ではフェティッシュかつ、どことなく畏怖や神聖さを感じさせるこうした作品世界を、日本のお土産としても愛される「こけし」に反映させた作品などを展示。クスを素材に形づくったモチーフにもっとも似あうと荒川が感じる毛で覆われた作品は、思わず触りたくなる誘惑に満ちている。