NEWS / REPORT

企画展「綾錦 ―近代西陣が認めた染織の美―」(根津美術館)レポート。染織図案集『綾錦』からたどる、根津嘉一郎の隠れた染織コレクション

大正時代に優れた染織品の意匠を記録した図案集『綾錦』に残る記録から、根津美術館に現存する染織コレクションを紹介する展覧会「綾錦 ―近代西陣が認めた染織の美―」が開催中だ。稀代の蒐集家で同館の基礎を築いた初代・根津嘉一郎の新たな一面とともに、『綾錦』そのものの美と技の粋を堪能できる華やかな空間になっている。※画像は美術館の許可を得て撮影しています。

NEWS / REPORT

ろう者と聴者が出会う舞台『黙るな 動け 呼吸しろ』レポート。ろう文化と聴文化、その境界に立つ

11月29日、東京・上野の東京文化会館大ホールで「ろう者とろう文化に対する社会的認知」と「ろう者と聴者が互いに共通理解を図ること」を目的とした舞台作品『黙るな 動け 呼吸しろ』が上演された。舞台の内容や観客の様子をレポートするほか、総合監修を務めた日比野克彦(東京藝術大学学長)と、構成・演出を務めた牧原依里(映画作家 / 演出家)のふたりのコメントもあわせて掲載する。

NEWS / REPORT

「大正・昭和‘モード’の源泉 国立美術館 コレクション・ダイアローグ」(岐阜県美術館)レポート。国立美術館のコレクションを活用する第1弾

国立アートリサーチセンター(NCAR)が立ち上げた「国立美術館 コレクション・ダイアローグ」の第1回展覧会として、岐阜県美術館で「大正・昭和‘モード’の源泉 国立美術館 コレクション・ダイアローグ」が開催されている。

NEWS / REPORT

「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」(CREATIVE MUSEUM TOKYO)開幕レポート。創業40年の歴史とゲーム制作の裏側にせまる

東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで、創業40周年を迎えたカプコンのゲームクリエイションに注目し、その原点から最新技術までを総合的に紹介する企画展「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」が、12月20日~2026年2月22日の会期で開催。会場に駆けつけたスペシャルゲスト、宇野昌磨さん(プロフィギュアスケーター)のコメントもあわせて紹介する。

NEWS / REPORT

2025台北ビエンナーレ「地平線上の囁き」レポート。現世を変える「思慕」の力

第14回目の台北ビエンナーレが、11月1日、台北市立美術館で開幕した。「地平線上の囁き」(Whispers on the Horizon) というテーマのもと、全世界37都市からの72人のアーティストによる、34点の委嘱制作や現地制作を含む150点の作品が展示されている。現地から展覧会レポートをお届けする。

NEWS / REPORT

FUTURA、藤原ヒロシ、KAWSが語る「東京」の魅力とは?

東京エディション虎ノ門を会場に、レジェンドとして知られるアーティスト・FUTURAを迎えてトークイベントが行われた。スペシャルゲストに藤原ヒロシ、KAWSが登壇。「FUTURA in Conversation with Hiroshi Fujiwara and KAWS」のレポートと、美術手帖に向けてFUTURAが特別に応じてくれたメールインタビューの内容をお届けしたい。

NEWS / REPORT

PREMIUM

共作者と歩むティルダ・スウィントンの創造

現在、アムステルダムのEye Film Museumで開催されている「Tilda Swinton: Ongoing」は、ティルダ・スウィントンの創作の源にある共作者とのコラボレーションに焦点を当てた展覧会である。12月6日に行われたスウィントンと写真家ティム・ウォーカー、スタイリストのジェリー・スタフォードによるトーク「Higher Parasol」の模様も交えつつ、現地からレポートする。

NEWS / REPORT