
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ「Dance Floor as Study Room—したたかにたゆたう」(山口情報芸術センター[YCAM])開幕レポート
山口情報芸術センター[YCAM]で、ウェンデリン・ファン・オルデンボルフによる新作展覧会「Dance Floor as Study Room—したたかにたゆたう」がスタートした。会期は2025年3月15日まで。
山口情報芸術センター[YCAM]で、ウェンデリン・ファン・オルデンボルフによる新作展覧会「Dance Floor as Study Room—したたかにたゆたう」がスタートした。会期は2025年3月15日まで。
広島市現代美術館で、地元出身の作家・原田裕規による美術館初の大規模個展「原田裕規:ホーム・ポート」が始まった。会期は2025年2月9日まで。
東京都庭園美術館で鉄とガラスという異なる素材を扱う現代アーティスト、青木野枝と三嶋りつ惠による展覧会「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」が始まった。それぞれの素材や視点から光と空間の新たな可能性を探る独自の作品を展開している。
東京・渋谷の渋谷区立松濤美術館で、都内の美術館では25年ぶりとなる美術家・須田悦弘の個展「須田悦弘展」が開幕した。会期は2025年2月2日まで。
おもに木彫を表現領域として巨大彫刻を制作する森靖。長野・安曇野の碌山美術館で個展「森靖展 -Gigantization Manifesto-」を開催中の森に、その制作に対する姿勢や彫刻というメディアにかける思いを聞いた。
東京・八重洲のBUGで、インディペンデント・キュレーターの池田佳穂をゲストキュレーターに迎え、7名のアーティストが参加する展覧会「バグスクール2024:野性の都市」が開催される。会期は12月18日〜2025年2月2日。
第49回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2024年10月号の「ソウル」では、イルミン美術館で開催された「永続主義:私たちを世界の果てまで」展と、国立現代美術館ソウル館で開催中のプロジェクト「宇宙エレベーター」よりノ・ギョンエの『MARS』を取り上げる。郷愁や未来への理想に駆られ生産と消費が加速する現代において、芸術はどのような役割を持つのだろうか。権祥海が論じる。
東京藝術大学が、社会人を対象に履修証明プログラム「Diversity on the Arts Project(通称:DOOR)」を開講。現在、受講生を募集している。
第48回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2024年10月号の「サンパウロ」では、ブラジルのサンパウロ州立美術館「ピナ・コンテンポラネア」で開催された「セシリア・ビクーニャ:水を夢見る─未来の回顧展(1964年~)」を取り上げる。政治、女性解放、環境問題、先住民……これらの政治的問題にアートの領域から切り込んできたビクーニャの活動とは、いったいどのようなものだったのか。回顧展を通じて仁尾帯刀が考察する。
ゴッホ美術館とアムステルダム市立美術館がアンゼルム・キーファーの展覧会「Sag mir wo die Blumen sind」を共同で開催する。ゴッホの作品とともに、キーファーの最新作を含む25点の作品が展示される。
名古屋城内の各所で「アートサイト名古屋城 2024 あるくみるきくをあじわう」が開催中。あらためて「観光地としての名古屋城」を見つめ直す機会となっている。会期は12月15日まで。
今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
第28回
長野県立美術館のアーティスト・原田裕規による滞在制作「ドリームスケープ」と、原田がコレクションを調査し、キュレーションした「NAMコレクション2024第Ⅲ期 もうひとつの風景」。ふたつの展覧会によってコレクションに新たに注がれた視線はどのようなものだったのか。担当した同館学芸員・山下樹里が解説する。
11月2日〜4日、第3回目の「LUMINE ART FAIR –My 1_st Collection Vol.3–」がニュウマン新宿のルミネゼロで開催された。アート初心者でも気軽に作品を購入することを目的にするルミネの取り組みを紹介する。
東京都現代美術館で「TOKYO ART BOOK FAIR 2024」がスタートした。会期は12月1日まで。
東京・中目黒の104 GALERIEを会場に、個展「Cover and Recover」を開催中のドイツ出身アーティスト、ピウス・フォックス。ベルリン芸術大学修士課程を修了し、フランク・バドゥールやピア・フライス(ゲルハルト・リヒターに師事)らのもとで学んだ作家に、個展会場で抽象絵画の表現の可能性について話を聞いた。
ロサンゼルスの現代アートギャラリー、ノナカ・ヒルは京都に新しいスペースを開設した。今井麗の個展「ARCADIA」を皮切りに、今後は日本と国際的なアートシーンをつなぐ拠点となることを目指している。
イギリスのヴィジュアル・アーティストを対象にした2024年の新たな調査報告書は、アーティストが直面している厳しい経済的現実を浮き彫りにしている。収入の低さや不安定性、性別や社会的背景に基づく格差、さらには新たな技術の影響など、アーティストが抱える多くの問題が明らかになった。
日本橋三井ホールで、デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2024」が12年ぶりにスタートした。会期は12月1日までの5日間。
国内唯一の工芸に特化したアートフェア「KOGEI Art Fair Kanazawa 2024」が11月29日から3日間開催される。今年は過去最多の40ギャラリー、211名のアーティストが参加し、茶会や工房見学、特別鑑賞会など15の特別プログラムを通じて、工芸の魅力と未来を体感できる。