
ヴェネチア・ビエンナーレ、史上初のアフリカ系女性ディレクターとしてコヨ・クオを任命
ヴェネチア・ビエンナーレ、アフリカ出身のキュレーターであるコヨ・クオを第61回国際美術展のアートディレクターに任命した。これにより、コヨ・クオは同ビエンナーレ史上初のアフリカ系女性アートディレクターとなる。

ヴェネチア・ビエンナーレ、アフリカ出身のキュレーターであるコヨ・クオを第61回国際美術展のアートディレクターに任命した。これにより、コヨ・クオは同ビエンナーレ史上初のアフリカ系女性アートディレクターとなる。

村上隆が率いるカイカイキキが、独自のふるさと納税プラットフォーム「カイカイキキふるさと納税」をリリースした。

12月11日、フィリップスがルーシー・リーの作品に特化したシングルオーナーデザインセールを開催する。1950年代から1980年代にかけて制作された70点以上のルーシー・リーの陶芸作品が出品され、アジアの重要なコレクションから選ばれた珠玉の逸品が一堂に集まる。

第76回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2024年10月号では、生熊源一による『ロシア宇宙芸術 宇宙イメージからみるロシア美術史』を取り上げる。19世紀後半から20世紀のロシアに存在した思想潮流「宇宙主義」を、同時代の芸術家たちはどのように自身の表現に昇華していったのか。美術批評・中島水緖が現代の視点から評する。

第81回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、銀獅子賞を受賞した映画『ブルータリスト』が、2025年2月21日に公開される。

作家の今西泰赳が中心となり今年初開催された工芸作家らによる令和6年能登半島地震の被災者支援のためのチャリティーオークション。その第2回が行われる。

写真に特化した世界有数のアートフェア、パリ・フォトの2024年版が11月7日から10日まで、パリで開催された。その中で新たに注目されたのが、エリゼ賞(Prix Elysée)の展示だ。エリゼ写真美術館の館長ナタリー・エルシュドルファーとアワードにノミネートされたアーティストたちへの独占インタビューを通じ、世界最大規模を誇る写真のアワードが生まれた背景やその狙い、そしてアーティストたちのキャリアや創作活動に与える影響について考察する。

12月2日、広島県大竹市にオープンした下瀬美術館(設計:坂茂)が、ユネスコにおける建築の最優秀賞「ベルサイユ賞」を受賞した。

ホリデーギフトに贈りたい、アートな要素がつまった5000円前後のアイテムをアートに携わるライターやインフルエンサーがそれぞれ厳選。プレゼントの参考にどうぞ。

大阪中之島美術館で開催された「没後30年 木下佳通代」展を清水穣が評する。木下佳通代の制作スタイルの変遷やその再評価、そして同展から見えてくる現代美術シーンの今後の在り方との関連も考察していく。

川端龍子と高橋龍太郎コレクションのコラボによる特別展「ファンタジーの力」が、12月7日から大田区立龍子記念館で開催される。草間彌生や奈良美智をはじめとする現代アートの巨匠たちの作品と川端の日本画が共鳴する機会となる。

ホリデーギフトに贈りたい、アートな要素がつまった5000円(税抜)以下のアイテムをウェブ版「美術手帖」編集部がそれぞれ厳選。プレゼントの参考にどうぞ。

新潟県の画廊「新潟絵屋」で開催された「みよし」展を美術批評家・椹木野衣が評する。60年代よりオーストリアのウィーンを拠点に活動したみよしと、画商・随筆家であった洲之内徹の出会いにフォーカスしながら、その作品群を読み解いていく。

第34回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。アーティストの原田裕規が美術手帖のバックナンバーを現在の視点からセレクトし、いまのアートシーンと照らしながら論じる。今回は、1969年12月増刊号の特集「現代美術家辞典」をお届けする。

第29回
兵庫県立美術館所蔵作家の約1割を占める女性作家のなかから60人超の作家の作品を紹介するとともに、女性が描かれた作品を展示することで、今日的なジェンダー論への理解を深めるコレクション展Ⅱ「わたしのいる場所─コレクションから『女性』特集!」が、12月8日まで同館で開催されている。本展の企画意図やねらいについて、同館学芸員の武澤里映が解説する。

2024年12月に開催中の展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

滋賀・大津の滋賀県立美術館で写真における「ブツドリ(物撮り)」に焦点を当て、6章構成で「モノ」を撮影することについて考える展覧会「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」が開催。会期は2025年1月18日〜3月23日。

山口情報芸術センター[YCAM]で、ウェンデリン・ファン・オルデンボルフによる新作展覧会「Dance Floor as Study Room—したたかにたゆたう」がスタートした。会期は2025年3月15日まで。

広島市現代美術館で、地元出身の作家・原田裕規による美術館初の大規模個展「原田裕規:ホーム・ポート」が始まった。会期は2025年2月9日まで。

東京都庭園美術館で鉄とガラスという異なる素材を扱う現代アーティスト、青木野枝と三嶋りつ惠による展覧会「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」が始まった。それぞれの素材や視点から光と空間の新たな可能性を探る独自の作品を展開している。