
奈良美智の写真個展も開催。「代官山フォトフェア」で見る写真の現在
写真に特化したアートフェア「代官山フォトフェア」の第4回目が9月29日から10月1日の3日間、代官山ヒルサイドフォーラムとヒルサイドプラザで開催される。

写真に特化したアートフェア「代官山フォトフェア」の第4回目が9月29日から10月1日の3日間、代官山ヒルサイドフォーラムとヒルサイドプラザで開催される。

第18回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載の第18回は、群馬の伊香保温泉で「珍宝館」を営む清水ちい子を紹介する。

2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展「shiseido art egg」。第11回目を迎えた今回の「shiseido art egg賞」は、古布に自己流の刺繍を施した作品を見せた沖潤子に決定した。

2018年5月から開催される第16回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館キュレーターについて、国際交流基金は異例の再選考を実施した。

ロゴや広告などの要素を取り入れた作品を制作するベルギー出身のペインター、アラン・ビルテレーストが、ハギワラプロジェクツで日本初の個展を開催する。会期は10月7日〜11月19日。

京都で、一夜限りの現代アートの祭典「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2017」が開催される。京都市内各所を舞台に、展示やパフォーマンス、参加型のイベントなど、多彩なプログラムが展開される。

熊本市現代美術館で、現代美術作家が熊本ならではのテーマで制作した作品を紹介する「誉のくまもと展」が開催される。会期は9月16日〜11月26日。

日本を拠点に世界各地で作品を制作している荒木悠が無人島プロダクションで新作個展「Bivalvia: Act I|双殻綱:第一幕」を開催する。会期は9月16日〜10月28日。

絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の各分野で世界的に顕著な業績をあげた芸術家に毎年贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」。その第29回の受賞者が発表された。今年の受賞者はシリン・ネシャット(絵画)ら5名。

今年で活動20年となる、現代美術作家・前田征紀が主宰するCOSMIC WONDERが島根県立石見美術館で展覧会を開催する。会期は2017年11月11日〜2018年1月8日。

原美術館の所蔵作品を「かさね」をキーワードに見るコレクション展が、群馬県のハラ ミュージアム アークで開催される。会期は9月16日〜2018年1月8日。

マシュー・バーニーによる映像作品『クレマスター』シリーズ全5部作が、11月に東京都写真美術館ホールで一挙に上映される。また、金沢21世紀美術館と青森県立美術館での上映も予定されている。

1950年に設立され、60年以上の歴史を誇る学生のためのアートコンペ「第67回学展」の大賞受賞者が決定した。大賞に輝いたのは中学3年生の宍戸琴美による《お父さん・58歳》。

2017年は、ヨーロッパを代表する三大芸術祭──ヴェネチア・ビエンナーレ、ドクメンタ、ミュンスター彫刻プロジェクト──が同時期に開催される、10年に1度のメモリアル・イヤーだ。インディペンデント・キュレーターの長谷川新が、現地を視察。レビューを短期連載する。第3回では、アテネ会場を踏まえて「ドクメンタ14」を総括する。

イギリス特有のブラックユーモアを取り込んだ作品で知られるアーティスト、デイヴィッド・シュリグリーの展覧会が、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。会期は10月14日〜2018年1月21日。

第二次世界大戦後の京都で新しい陶芸を試みた二人の作家、八木一夫(1918〜79)と清水九兵衞(1922〜2006)の展覧会「八木一夫と清水九兵衞 陶芸と彫刻のあいだで」が菊池寛実記念 智美術館で開催される。会期は9月16日〜12月3日。

工業用ミシンを用いた刺繍作品を制作するアーティスト・青山悟が、ミヅマアートギャラリーで「News From Nowhere」を開催する。会期は9月20日〜10月21日。

仏教美術の代表とも言える仏の図像の「台座」に注目した展覧会が根津美術館で開催。仏教を象徴する花としてあげられる蓮華から、象や獅子、雲がほとけを乗せる姿を描いた絵画、彫像が約40点展示される。

「考える人」「地獄の門」などの作品で知られ、今年11月で没後100年を迎えるオーギュスト・ロダン。その半生をパリのロダン美術館全面協力のもと映像化した映画『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』が11月11日より公開される。

「赤崎水曜日郵便局」などの企画でも知られる映画監督・遠山昇司が、全国の公衆電話を起点とした参加型アートプロジェクト「ポイントホープ」をスタートさせる。