水戸芸術館が若手作家を紹介。益永梢子が示す、日常の所作や思考の跡

水戸芸術館が若手作家の新作を紹介する企画展「クリテリオム」で益永梢子の個展が開催される。会期は2018年2月10日〜5月6日。

益永梢子 fallen leaves 2016 木製パネル、キャンバス、アクリル絵の具、鉛筆 約27×18×14cm

 水戸芸術館が1992年から行っている企画展「クリテリオム」では、新作を中心に若手作家を紹介している。その93回目となる本展では益永梢子を紹介する。

益永梢子 binder 2016 キャンバス、アクリル絵の具、鉛筆、バインダー用金具 約20×27×3cm

 益永梢子は1980年大阪府生まれ。タイルや折りたたまれたキャンバス、あるいはパンなどを支持体に、絵画とも彫刻ともとれ、しかし同時にどの領域にも属さないような作品を発表してきた。

 本展では、アクリルボックスにキャンバスを詰めた作品を中心に、新しい手法の作品を展示。絵画と空間の関係性、そして絵画の可能性を探求する益永の活動を紹介する。

編集部

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